終了報告 OさんのCCR-HP
2017 0208 ヨコハマ 晴れ
本日は07年製のOさんのCCR-HPのフレットファイリング、WBHナット交換、ネック仕込み設定変更、LCV回路に変更、サドル再加工仕上げを終了しました。
現在、 P-90ワットのスロープヘッド化作業中の CCRと共に発送予定でおります。
製作当時は腰の強く太いサウンドのホンジュラスマホ/ニス仕上げでしたので、音の定位を若干上げ目で設定してありましたが、今回はLCV回路を追加しておりますので、音の太さはコントロール可能ですから仕込み変更により音の定位をマックスまで下げて仕上げ直しております。
この個体は既にスロープヘッド化されていますので、011〜048ゲージにて仕上げてありますが、音の腰の強さや太さはそのままに、まるで010〜046ゲージなのかと思うほど、伸びやかにベンド可能です。
011〜048ゲージを張って、こんなにチョーキングビブラートを伸びやかに掛けられ、しかも腰が砕けない鳴り方をするギターは t.m.p 製の楽器以外には無いはずです。
これこそが、スロープヘッド構造に求めた特徴です。
存分に弾き倒してあげてくださいね。