晴れてはいるけど
2017 0124 ヨコハマ 晴れ
今日も晴れてはいますが、午後2時あたりで漸く塗装がギリ出来る気温でした。
チューン中の2本のテレキャスターのネック塗装を済ませて、後は試奏用のヤマハのアコギのチューンを進めていました。
今回も中古で売りに出されていた個体ですが、しっかり手を入れるべきところに適正な設定作業を行えば、こんなにも素晴らしいギターに生まれ変わるんですよ、と
それを具体的に提示するために独自のチューンナップ作業を行っています。
@余談ではありますが、こうして少しづつ手を加えるべきところに t.m.pチューンを施して行きますと、その楽器がワタシに「ありがとうございます!ありがとうございます!」と何度も作業を進める度にお礼を言ってくる様な気がします。
「まかせな、愛される様にしてあげるから」心の中で楽器にそう言い返してます。
既に皆さんにはお馴染みのチューン内容ですが、この作業ブログをご覧の業界人も多いので、ここはひとつ後輩たちにしっかり受け継いで頂きたいので再び掲載します。
まず、今現在のヤマハ製のスペックは存じておりませんが、昔の製品では、このナットのセンター下に木部が無いのは本当にマズイですから、しっかりロッドを覆う様に埋め木加工をしてナットのボトムに木部をしっかり形成させています。
後は暴れていた指板(ロッドの上締めタイプはその構造から指板面が波打ちやすい)をしっかり修正し、指板Rもマーティン系とギブソン系の中間近くの指板Rにラウンド値をアレンジして仕上げています。そして次がフレットの打ち込み。
サウンドホールの内部、指板の裏面に当たる部分に真鍮のブロックをジャッキアップして当てがいフレットをしっかり打ち込んでいきます。この方法だと楽器本体のハンマーダメージを中の当てがったブロックが吸収しつつ、フレットはしっかり指板のフレット溝に食い込ませながら打ち込んでいけますので仕上がりは完璧です。
よく「心を込めて何かをする」って言いますが、それは言い換えれば、面倒なことをあえてする、って事だとワタシは思っています。

