滋賀のHさんへ
2017 0106 ヨコハマ 快晴
気持ちよく晴れてます。寒いけれどね。
写真は滋賀のHさんからのチューン依頼品のフェンダー52リイシューです。
この楽器をどうして欲しいのかはご本人からメールでご要望をいただいておりますので、それを実現するためにどんな作業が必要か、そのご連絡であります。
まず、スロープヘッド化はご要望自体に含まれておりますので、いつものようにベスト設定で作業を進めますが、ご希望のサウンドニュアンスに対応するためには、現状のRのキツイ指板を250Rに変更してのリフレット作業が欠かせません。
指板のR設定は非常にサウンドに影響を及ぼしますし、このヴィンテージ・テレ仕様のままではご要望は満たせないからです。
また、ニアCF加工処理もお望みなので、この細くて低い現状のフレットではCF加工が出来ないので、その点でもリフレットは不可欠です。
それに現状でのこのネックは少し捻れながら波打っておりますので修正の必要があります。
同時にスロープヘッド化時点でネックの仕込み設定変更が必要ですので、仕込み部にも手を加えます。
その他では現状のピックアップからコントロールアッセンブリーに至るまでは基本このままで良いですが、配線だけはフラットケーブルで引き直しを行い情報量を増やします。また、現状のゴトー製ブラスサドルはアジャスタースクリューの軸径が細いために音痩せしてますから、元のネジ径を太いものに変更して、 t.m.p製の2連サドルと同じ径のイモネジに変更します。
もちろんナットも水牛の角を使用しての作成予定です。
上記の作業を全て行えば、ご希望にかなり近づけると思います。
但し、スロープヘッド化に適したゴトー製のペグの到着が月末になる様子ですので完成はそれ以降になる見込みです。
Hさん、以上がこの個体に対する作業プランですが、いかがでしょうか?
メールにてご指示を頂ければ、この内容にて作業を進めさせて頂きますので、ご連絡を宜しくお願い致します。