ネック完成
2016 1226 ヨコハマ 曇り
寒い日です。
昔チューンしたストラトネックのリチューンが終了いたしました。
目の詰まったハードメイプル材でしたから、しっかり生き返らせてあげる為にスロープヘッド化し、リフレットも済ませ、見た目はオールドみたいですが、バリバリのコンディションに生まれ変わっています。
このネックをマウントして鳴らなかったら、余程他の部分に問題があると言うことになります。
ネック交換の際にはネックの仕込み変更は必須ですが、その他では残り僅かとなった t.m.p 製のブロックサドルに変更すれば、本体鳴りの素晴らしさは確保できるでしょう。
あと見逃されがちな点としてはトレモロのブロック仕様で、弦のボールエンドがブロックのギリのところで留まる仕様のモノは良いのですが、ブロックの奥の方で留まるタイプは音が軽くなってしまうので避けるが賢明です。
このネックに交換希望の方はご予約を。
要望が無ければストラトの本体にマウントして完成品として組み上げます。たぶん販売価格20万チョイ位で、オッソロしく鳴りまくるストラトに出来るでしょう。
ストラトキャスターはフェンダー社が世に送り出した楽器ですが、そのオリジナルスペックのままでは限界があるんです。それを上回る楽器にする為に t.m.pのチューン作業が必要となります。
昨日までに新たなスロープヘッド化作業依頼だけでも5本ご依頼頂いていますが、
今年の作業受付はこれで終了です。本年も沢山のご依頼ありがとうございました。
m(_ _ )m