目が回る
2016 1027 ヨコハマ曇り
最近はニアCF加工の依頼が相次ぎ、嬉しい限りではありますが、暗くなるのが季節柄早いので、手元を拡大するためにライト付きのヘッドセットルーペを購入して作業してるんですが、自分の手が野球のグローブくらいに見える倍率なので、これで4時間もぶっ通しでCF形状にフレット加工をしてると終いに目が回ってきます。(@_@)
そんな訳でこの作業は1日1本しか出来ませんね〜
右の写真はギタリストSさんから依頼を受けた以前フルチューンしたギブソンCS製LPです。無事に本日ニアCF加工が終了いたしました。しっかりピッチ出てます。
明日は同じくSさんのギブソン175にニアCF加工を行います。
もう1本は古〜いヤマハのFG-75/レッドラベルです。
このなんともまったりとしたルックスが気に入って以前購入した個体ですが、折角ですので、コイツも指板修正&リフレット&ニアCF加工、そしてヤマハはブリッジサドル設定が独特すぎるので一旦サドル溝をローズで埋め木して掘り込み位置やサイズも変更して水牛の角材でナット共々作り変えます。
勿論ブリッジ台座の段差加工とボールエンド位置修正を行いグランドアースも落としてやります。
12フレット位置が316ミリと独特のスケール設定ですから材設定含め、マーチンとギブソンの合いの子的な設定でまとめてあげようと思っています。
枯れて少し泥臭いレイドバックサウンドで有りながら、ピッチはしっかり出てる楽器、と言うイメージでまとめます。