キビシさ故 成長有りき | tmpブログ

キビシさ故 成長有りき

0208  ヨコハマ 晴れ

晴れましたが体調が本調子でないせいか、寒さが堪えます。

試作器の1タイプは今日漸く音出しまで漕ぎ着け、まずまずの結果が得られました。
しかしユニットのエイジングが済むまでは判断としては次期尚早なので、追加で最後の設定値で新たに試作を作り、今回の試作器と比較検討するつもりです。

ここまで追い込むと後はほんの数ヘルツの設定差なのです。これで音の密度感のバランスが決まります。ワタシの設計時の最後のチェックポイントはサウンド全域の密度バランスの調整なんです。

この作業をやってますと、長年数多くの楽器の生音の中で技術屋をやってきたことの強みを感じますね。 基本、サウンドエンジニアはあらゆる楽器の生音が身に染み込んでいないと最後の判断が出来ないからです。ワタシの場合、生音を聴いて来たどころか、楽器を作って来ましたからね。

このシビアーな作業の果てに音の春が来るのです。 満開にするぞ。(^ε^)