ヒミツの作業
1202 ヨコハマ 曇りのち雨
今日は塗装は出来ませんね。
チューン品やカスタム品の作業は塗装の硬化待ちなので手出しが出来ません。
そこで今日はスピーカー製作に特化して過ごしました。
t.m.p のスピーカーには唯一平坦な部分が有ります。それはボディのボトム部分です。
仮にここが平らなままだとユニットから放出される振動がボトムに当たって反射が起こります。
その反射エネルギーがそのままユニットに戻ると常に新しい信号に反応しているコーン紙に対して余計な振動を加えてしまい、振動を乱す為に原音に忠実な再生が出来なくなります。
この説明でお分かり頂けるでしょ? 箱形スピーカーは何面もの対面した板と板の間で反射を繰り返してしまいユニットの振動をかなり乱します。それで忠実再生自体が出来なくなるのです。
この根本的な大きな問題を箱形スピーカーは抱えているのです。
曲面構造のt.m.p-SP ではそうした反射音が極端に少ない構造を備えています。但し,唯一の平面がボトム面となるわけですが、そこには吸音材ではなくて音のエネルギーを拡散させて粉々にしてしまう構造を与える事で反射音を極力無くしているのです。
写真のボトムプレートは元は樹脂の多孔プレートですが、それを円錐形状のクレーター加工をしてセットします。この部分に打ち当たった振動エネルギーは拡散されて力無きものとなるのです。
その結果、ユニットは常に新しい信号にだけ反応した振動が起こせるのです。
これも重要な t.m.p-SP の独自構造なのです。但し、この多孔プレートのクレーター加工がエラく面倒なのですね。何百もの穴をひとつひとつ加工するからです。切り出し加工からプレートを完成させるのに1時間掛かりますもんね~ 設計者呼んでこーい! わ、ワタシですね。( ̄ー ̄;

今日は塗装は出来ませんね。
チューン品やカスタム品の作業は塗装の硬化待ちなので手出しが出来ません。
そこで今日はスピーカー製作に特化して過ごしました。
t.m.p のスピーカーには唯一平坦な部分が有ります。それはボディのボトム部分です。
仮にここが平らなままだとユニットから放出される振動がボトムに当たって反射が起こります。
その反射エネルギーがそのままユニットに戻ると常に新しい信号に反応しているコーン紙に対して余計な振動を加えてしまい、振動を乱す為に原音に忠実な再生が出来なくなります。
この説明でお分かり頂けるでしょ? 箱形スピーカーは何面もの対面した板と板の間で反射を繰り返してしまいユニットの振動をかなり乱します。それで忠実再生自体が出来なくなるのです。
この根本的な大きな問題を箱形スピーカーは抱えているのです。
曲面構造のt.m.p-SP ではそうした反射音が極端に少ない構造を備えています。但し,唯一の平面がボトム面となるわけですが、そこには吸音材ではなくて音のエネルギーを拡散させて粉々にしてしまう構造を与える事で反射音を極力無くしているのです。
写真のボトムプレートは元は樹脂の多孔プレートですが、それを円錐形状のクレーター加工をしてセットします。この部分に打ち当たった振動エネルギーは拡散されて力無きものとなるのです。
その結果、ユニットは常に新しい信号にだけ反応した振動が起こせるのです。
これも重要な t.m.p-SP の独自構造なのです。但し、この多孔プレートのクレーター加工がエラく面倒なのですね。何百もの穴をひとつひとつ加工するからです。切り出し加工からプレートを完成させるのに1時間掛かりますもんね~ 設計者呼んでこーい! わ、ワタシですね。( ̄ー ̄;
