経過報告 ベーシストRKさん
0924 ヨコハマ 雨
曇りのち雨、今日は写真のRK氏オーダーのRetro City Bass5のボディ加工がメイン作業。
最初にイメージしていた通りの生地加工が出来ているのでエルボーカットもバックコンター加工も
最終質量をキープするイメージで加工を進めていました。
人間て不思議でしてね、最初に木の響き方をイメージして作業を進めていますので、別な言い方をすれば木部の質量設定が重要です。削り過ぎてしまうとイメージより軽めのサウンドになってしまいますので注意が必要なのです。
量産の場合は木の個体差を無視して決まったサイズで加工が進められるので、まずそこで当たり外れが生まれて行きます。この個体は少し軽めだからボディ厚を2ミリ厚く加工しよう、とかのサジ加減が出来ないのです。
話をこの個体に戻しますが、削りながら鳴り方のイメージをアタマに響かせながら刃物を手にして加工をして行くと、有る程度まで削り進めるたところでピタッと手が止まるんです。意識的にじゃなくて無意識的に勝手に手が止まるんです。
これ以上削ったらイメージの響きと違ってしまうと身体が勝手に判断するんでしょうね。
ソレが分かっているのでワタシはそれに従いそこで削り作業を終えるんです。
そうして最後に弦を張って完成させて音を出すと うん、これで間違いない、って言う響き方で鳴ってくれるんです。いつもこんな感じです。
ですから依頼主が例えばアマチュアさんで、まだ自分の音楽性が確立出来ていない方のオーダーはワタシ自身にイメージが湧かない為に作業が出来ないんです。
例えるならワタシがタクシーの運転手で依頼者がそのお客さんで、乗り込んで来たそのお客さんが行き先を分かる様に言って下さらない。正にそんな感じ。
そんな状態で作業を進めると、ずっと迷うんです。行き先が分からない旅に出てしまった感じが最後まで拭えない。残念ながらそんな経験が何度か有ります。
今回は全くその心配はないのでサクサク作業を進めて行けます。


曇りのち雨、今日は写真のRK氏オーダーのRetro City Bass5のボディ加工がメイン作業。
最初にイメージしていた通りの生地加工が出来ているのでエルボーカットもバックコンター加工も
最終質量をキープするイメージで加工を進めていました。
人間て不思議でしてね、最初に木の響き方をイメージして作業を進めていますので、別な言い方をすれば木部の質量設定が重要です。削り過ぎてしまうとイメージより軽めのサウンドになってしまいますので注意が必要なのです。
量産の場合は木の個体差を無視して決まったサイズで加工が進められるので、まずそこで当たり外れが生まれて行きます。この個体は少し軽めだからボディ厚を2ミリ厚く加工しよう、とかのサジ加減が出来ないのです。
話をこの個体に戻しますが、削りながら鳴り方のイメージをアタマに響かせながら刃物を手にして加工をして行くと、有る程度まで削り進めるたところでピタッと手が止まるんです。意識的にじゃなくて無意識的に勝手に手が止まるんです。
これ以上削ったらイメージの響きと違ってしまうと身体が勝手に判断するんでしょうね。
ソレが分かっているのでワタシはそれに従いそこで削り作業を終えるんです。
そうして最後に弦を張って完成させて音を出すと うん、これで間違いない、って言う響き方で鳴ってくれるんです。いつもこんな感じです。
ですから依頼主が例えばアマチュアさんで、まだ自分の音楽性が確立出来ていない方のオーダーはワタシ自身にイメージが湧かない為に作業が出来ないんです。
例えるならワタシがタクシーの運転手で依頼者がそのお客さんで、乗り込んで来たそのお客さんが行き先を分かる様に言って下さらない。正にそんな感じ。
そんな状態で作業を進めると、ずっと迷うんです。行き先が分からない旅に出てしまった感じが最後まで拭えない。残念ながらそんな経験が何度か有ります。
今回は全くその心配はないのでサクサク作業を進めて行けます。

