個別報告 I さんの CS製ストラト | tmpブログ

個別報告 I さんの CS製ストラト

1121  ヨコハマ 晴れ

晴れてくれて助かります。もしこれ以上気温が下がったままになると、そこで塗装が行なえなくなり3月頃の気温が上がるまで塗装が完了出来なくなります。そーなったらエライ事です。

何本もの作業が停滞して完了出来ない為にワタシの収入も途絶えてしまいます。(ノ_-。) あいた~
そこまで気温が下がる前に塗装行程を終了させておかなくてはいけないので、t.m.p では年末以上にこの時期が忙しいのです。

そうした塗装処理を進めつつ、本日は I さんの CS製ストラトのボディ加工&ピックガード製作を進めておりました。ボディは座グリ加工を終了して最後のコーティングに移行。

その他、Hさんのカスタム製作中のストラトを目痩せを研磨して最後のクリアーコーティングを済ませております。

ギルドのアコギもロケーション変更を終了して現在はヘッドの塗装処理です。
今回も結構な設定変更となりペグ位置の移動距離も明らかな違いが出ています。元の設定ではミッドレンジが膨らみ過ぎてボケたトーン気味でしたので、それを解消しつつ全体の張力バランスを整えながらもギルドらしさを失わない様に再設定して新たなペグ穴位置で加工済みです。
このモデルはボディ・マスもトリプルO に近いので新たな設定では張力バランスをトリプルO 的なまとめ方をしています。かといってブリッジ設定が異なるのでペグロケーションを全く同じにしたら逆に異なるバランスになってしまうのです。

でも新たなペグ穴位置からすると、これで同じ様な鳴りに出来るの?ってお思いでしょうねえ。
トリプル0とは似つかないペグロケーションに見えるでしょうから。
ところがこれが同じ様なバランスに出来るんですよ~ 
実際の狙いはトリプル0よりも少しミッドレンジが厚い鳴りにまとめる事なんです。
そうなるように計算済みなんです。物理って面白いです。 
このギターは非売品にするかもしれません。