経過報告 ベースの U さん
11/20 ヨコハマ 快晴です。
先日の t.m.p ヴァイオリンの試奏でヴァイオリン製作は継続する決心をしましたので、気分は爽快です。
とは言っても、ヴァイオリンは取り敢えず世界のトップ製作家の作品レベルが自分の射程圏内にあることを確認出来たので、もっと突っ込んでみようと言う判断です。
あくまで日常のワタシのジョブはギター製作ですから、ご安心を。
ですから快晴の今日はカスタム製作品の塗装作業をしてます。
U さんの 55B-4/FL もいよいよトップのクリアーコート段階ですからね。気温が10度を下回ると屋外塗装は困難になりますので11月中にクリアーコートを完了して、後は12月のセットアップの準備段階まで進める予定です。お楽しみに。
先日のヴァイオリン・チェックの補足:
均一厚指板の効果も聴いている側として早いパッセージプレイ時の音程感の良さは出てましたね。あれは音の粒立ちに優れていたからこそだと感じました。
通常の指板設定のヴァイオリンはもっと音が分離しないので、あそこまでピッチ感は出せない筈なのです。また作り立ての楽器があそこまで鳴るのは、やはり長時間燻煙処理の賜物でしょう。
材のグレードはマレイネさんの楽器よりも2ランクは下のグレードの材でしたからね、燻煙処理をしていなかったら、もっと歴然とした鳴りの違いになっていたでしょう。
この違いはどこから来るのだろう?と言う聴き方はやはり製作者ならではのものですね。
それは分析ですからね。
それらを奏者の場合はあくまでトータルの音としてしか判断していないって事ですね。
また、ヴァイオリンとビオラだけはボディをあごで挟み込んで弾く為に骨伝導で楽器の響きが奏者だけに伝わっています。
よって、奏者だけが実音プラス+骨伝導で音を聴いてるだけでなくて直接響きを感じているのです。そこが奏者側と単に聴く側の大きな違いなのです。
ですから今鳴っているヴァイオリンの生音は実は奏者にしか分からないのです。
この事については一般人では知らない事が多い様ですね。自分の楽器を誰かが弾いている音と自分で弾いている音は異なって聴こえるのがヴァイオリンとビオラの特徴なんです。
あのギブソン社は、かつてヴァイオリンとビオラの製作を行っていましたが、全く評価されずに製作を止めた隠れた歴史がありますが、その後にギター製造で成功しました。
そしてあのストラディバリも実は一時ギターの製作もしましたが、その後は行いませんでした。
まあ、それぞれ向き不向きがあるって事でしょうかね。
じゃあ、わたしゃ両方でいい結果を残せる様に頑張ってみっか!と言うのが今回の結論です。
世界に1人くらい、そー言う職人が居てもいいでしょ。(^ε^)
今回に至るまでの試作のヴァイオリン何本かを新たに材料購入の為に特価で処分販売しますから皆さんの周りにヴァイオリン弾きが居たら、話してやって下さいませ。
初心者さんには勿体ないレベルの楽器ばかりですよ。
先日の t.m.p ヴァイオリンの試奏でヴァイオリン製作は継続する決心をしましたので、気分は爽快です。
とは言っても、ヴァイオリンは取り敢えず世界のトップ製作家の作品レベルが自分の射程圏内にあることを確認出来たので、もっと突っ込んでみようと言う判断です。
あくまで日常のワタシのジョブはギター製作ですから、ご安心を。
ですから快晴の今日はカスタム製作品の塗装作業をしてます。
U さんの 55B-4/FL もいよいよトップのクリアーコート段階ですからね。気温が10度を下回ると屋外塗装は困難になりますので11月中にクリアーコートを完了して、後は12月のセットアップの準備段階まで進める予定です。お楽しみに。
先日のヴァイオリン・チェックの補足:
均一厚指板の効果も聴いている側として早いパッセージプレイ時の音程感の良さは出てましたね。あれは音の粒立ちに優れていたからこそだと感じました。
通常の指板設定のヴァイオリンはもっと音が分離しないので、あそこまでピッチ感は出せない筈なのです。また作り立ての楽器があそこまで鳴るのは、やはり長時間燻煙処理の賜物でしょう。
材のグレードはマレイネさんの楽器よりも2ランクは下のグレードの材でしたからね、燻煙処理をしていなかったら、もっと歴然とした鳴りの違いになっていたでしょう。
この違いはどこから来るのだろう?と言う聴き方はやはり製作者ならではのものですね。
それは分析ですからね。
それらを奏者の場合はあくまでトータルの音としてしか判断していないって事ですね。
また、ヴァイオリンとビオラだけはボディをあごで挟み込んで弾く為に骨伝導で楽器の響きが奏者だけに伝わっています。
よって、奏者だけが実音プラス+骨伝導で音を聴いてるだけでなくて直接響きを感じているのです。そこが奏者側と単に聴く側の大きな違いなのです。
ですから今鳴っているヴァイオリンの生音は実は奏者にしか分からないのです。
この事については一般人では知らない事が多い様ですね。自分の楽器を誰かが弾いている音と自分で弾いている音は異なって聴こえるのがヴァイオリンとビオラの特徴なんです。
あのギブソン社は、かつてヴァイオリンとビオラの製作を行っていましたが、全く評価されずに製作を止めた隠れた歴史がありますが、その後にギター製造で成功しました。
そしてあのストラディバリも実は一時ギターの製作もしましたが、その後は行いませんでした。
まあ、それぞれ向き不向きがあるって事でしょうかね。
じゃあ、わたしゃ両方でいい結果を残せる様に頑張ってみっか!と言うのが今回の結論です。
世界に1人くらい、そー言う職人が居てもいいでしょ。(^ε^)
今回に至るまでの試作のヴァイオリン何本かを新たに材料購入の為に特価で処分販売しますから皆さんの周りにヴァイオリン弾きが居たら、話してやって下さいませ。
初心者さんには勿体ないレベルの楽器ばかりですよ。