確認事項 Mさんの000-EC
10/25 ヨコハマ 曇り空
近づきつつある台風27号が少し勢力を落とし、予想よりも洋上寄りを進みそうだとの事です。
しかし速度が遅い様子。その影響による被害が心配ですね。とっとと抜けて欲しいです。
写真はMさんのマーティン000-EC モデル。この個体は素材が良いです。
ネックのねじれは極僅かですし波打ちも殆ど無し。トップ浮きも少ないです。当たり個体ですね。
こうした場合、当初のご希望通り WBHナット交換だけで済ませる事も勿論可能ですが、更に永続的にこの良いコンディションをキープ出来る様に燻煙処理を行っておくのが理想的です。
更に深い鳴りも出て来ますからね。更には湿気にも強くなります。
我が国ではウェットシーズンに湿気を溜め込み、冬場にそれが乾燥する際に木部変形が加わってしまうのが大きな難点なのです。
また確認をさせて頂きたい事に、Mさんが現状のこの個体の鳴りやトーンをどのように捉えていらっしゃるか、と言う点です。
現状ではネックは若干の逆ゾリで弦高設定は少し高めです。トーンはエリクサー弦が張られている様子ですからその影響もありますが、この個体の特性が硬めの音質です。
これをもっと倍音を引き出す事でふくよかで色艶を増したトーンにする事も可能ですし、より弦高を下げて弾き易くする事も可能です。更にはトップの変形を起こさせない為にブリッジ台座加工も可能です。その事で張力バランスを変化させ同じ弦を張ってもベンドがし易くなります。
またLRバグスのピックアップを使用されておられますのでグランドアース処理を追加すれば殆ど外来ノイズを受けなくなります。その結果、ギラついた音色がナチュラルでクリアーな音色になりますからお薦めです。
作業内容によってナットだけでなくサドルもWBH 製にするか、将来的にも安心してコンディションキープの為に予算を割けるのか、それによって作業内容/コストが変わって来ますので、上記の点をご自分でどのようにされたいか、変えて欲しくない面も含めたご判断をメールにて頂きたいです。
ちなみに、ネックはロッド修正と若干のフレットファイリングで完璧な状態になります。
仮に今の硬質目のトーンがお好きでしたらWBHナットへの交換と燻煙処理、ロッド修正&フレットファイリング、そして現状のサドルを下げ気味に変更加工して弦高を若干下げる、と言った内容だけでも当面は良いでしょうね。
ちなみに、ブリッジ台座段差加工とボールエンド位置修正、そしてグランドアース処理はパッケージ作業とお考え下さい。
次のフェンダーCS製のネックはU さんのジャズベのもの。
弦高設定を下げたいとのご要望に対して今回は指板高位置を高める為にボディのネックポケット位置を高めるのではなく、ネック端末厚を厚くする事で対応します。
*この手法の方がボディのネックポケットをかさ上げする作業よりもコストは掛かりますが、ネックとボディの断面接面積が減少しなくて済みますのでダイナミクス確保の点で有利なのです。
写真2はネック端末の一旦平面出し加工をした直後のショット、写真3ではその部分にイタヤカエデ材を接合しているショットです。接着が完了したら生地整形してネックの塗装作業となります。
この作業の場合、コストが3万程は掛かります。

近づきつつある台風27号が少し勢力を落とし、予想よりも洋上寄りを進みそうだとの事です。
しかし速度が遅い様子。その影響による被害が心配ですね。とっとと抜けて欲しいです。
写真はMさんのマーティン000-EC モデル。この個体は素材が良いです。
ネックのねじれは極僅かですし波打ちも殆ど無し。トップ浮きも少ないです。当たり個体ですね。
こうした場合、当初のご希望通り WBHナット交換だけで済ませる事も勿論可能ですが、更に永続的にこの良いコンディションをキープ出来る様に燻煙処理を行っておくのが理想的です。
更に深い鳴りも出て来ますからね。更には湿気にも強くなります。
我が国ではウェットシーズンに湿気を溜め込み、冬場にそれが乾燥する際に木部変形が加わってしまうのが大きな難点なのです。
また確認をさせて頂きたい事に、Mさんが現状のこの個体の鳴りやトーンをどのように捉えていらっしゃるか、と言う点です。
現状ではネックは若干の逆ゾリで弦高設定は少し高めです。トーンはエリクサー弦が張られている様子ですからその影響もありますが、この個体の特性が硬めの音質です。
これをもっと倍音を引き出す事でふくよかで色艶を増したトーンにする事も可能ですし、より弦高を下げて弾き易くする事も可能です。更にはトップの変形を起こさせない為にブリッジ台座加工も可能です。その事で張力バランスを変化させ同じ弦を張ってもベンドがし易くなります。
またLRバグスのピックアップを使用されておられますのでグランドアース処理を追加すれば殆ど外来ノイズを受けなくなります。その結果、ギラついた音色がナチュラルでクリアーな音色になりますからお薦めです。
作業内容によってナットだけでなくサドルもWBH 製にするか、将来的にも安心してコンディションキープの為に予算を割けるのか、それによって作業内容/コストが変わって来ますので、上記の点をご自分でどのようにされたいか、変えて欲しくない面も含めたご判断をメールにて頂きたいです。
ちなみに、ネックはロッド修正と若干のフレットファイリングで完璧な状態になります。
仮に今の硬質目のトーンがお好きでしたらWBHナットへの交換と燻煙処理、ロッド修正&フレットファイリング、そして現状のサドルを下げ気味に変更加工して弦高を若干下げる、と言った内容だけでも当面は良いでしょうね。
ちなみに、ブリッジ台座段差加工とボールエンド位置修正、そしてグランドアース処理はパッケージ作業とお考え下さい。
次のフェンダーCS製のネックはU さんのジャズベのもの。
弦高設定を下げたいとのご要望に対して今回は指板高位置を高める為にボディのネックポケット位置を高めるのではなく、ネック端末厚を厚くする事で対応します。
*この手法の方がボディのネックポケットをかさ上げする作業よりもコストは掛かりますが、ネックとボディの断面接面積が減少しなくて済みますのでダイナミクス確保の点で有利なのです。
写真2はネック端末の一旦平面出し加工をした直後のショット、写真3ではその部分にイタヤカエデ材を接合しているショットです。接着が完了したら生地整形してネックの塗装作業となります。
この作業の場合、コストが3万程は掛かります。


