道を説く君 | tmpブログ

道を説く君

与謝野晶子だったっけ?
「やは肌の あつき血汐にふれも見で さびしからずや道を説く君」

「そんなにおもしろいの ギターとか作るって?」 と、以前とある女子にそう言われた記憶があります。

ある程度年を食ってしまえば、女子といちゃつくより仕事の方が断然おもしれーわ!とシンプルに言い切れます。
ましてや、楽器作りの奥の深さたるや・・深過ぎて溺れそーにもなるけど、求め抜いた結果 独自の設定を見い出せた日にゃ、そこにあるのは満足感ではなく、これで旅も終るのか?と寂しさすら感じさせるものだった。

こうして さびしからず道を説いた結果、今日も1本完成。チューン品ですが。

このストロークし抜いた時に感じる6本の弦の抵抗のまとまり感。それをバランス良くピックで振り抜ける壮快感。バランスが完璧に取れている楽器だけが教えてくれる開放感です。

この値段でこのサウンドで文句を言われるなら、その相手にこう言おう
「じゃ、それを自分の手で作ってみな」  な~んてね (^ε^)

アナタの人生のすぐ脇に このギター いかが? 傷だらけでもいいじゃない
知ってますか? 傷のひとつもなく飾りにされてるギターって たぶん泣いてるって。



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