経過報告  Mさんの FRT-TELESA | tmpブログ

経過報告  Mさんの FRT-TELESA

9/2 ヨコハマ 快晴

まだまだ暑いですね。遂に9月がスタートです。

FRT-TELESA は本日 水研磨を行って表面の具合を確認。針の先程のピンホールに爪楊枝の先に付けたラッカーでホール埋めする作業を行っていました。

屋外での塗装ではどうしてもチリや埃が塗装中や塗装直後に付着し、研磨した時にそれがポロリと抜け落ちて針の先っぽ程度のピンホールが出来てしまうのです。
まあ、それを一個一個ラッカーで埋めて行くわけです。気が遠くなる・・明後日にはもう一度研磨を掛けて様子見です。

もう1本はチューンナップが大詰めになってきたYAMAHAのFGです。
本日は塗膜研磨して全体の再仕上げとペグの取り付けまで終了しています。
38年程前の製造品ですからさすがにウレタン塗装の塗膜も痩せて来てますね。更に塗膜を薄くしてますのでタップしますとよく響きます。

ちなみに、このFGは各部の設定変更によりD-28系のまとめ方をしております。
このYAMAHAの変更部分は、燻煙処理以外では、ペグロケーション変更、グリップファイリング、修正部分の再塗装、指板上面R変更&リフレット、ブリッジ台座段差加工、及びボールエンド位置変更加工、グランドアース処理加工、そしてWBH ナット&サドル加工(サドルはオクターブ対応加工)などです。
販売価格は本体のみ 税別で¥176.000 を予定しております。

@ご要望により LRバグスのM1パッシブPU をマウントも可能です。3万円(税別)UP で可です。

40万前後の予算で一生モノのアコギが欲しいとお考えの方は、いろんなメーカーの該当製品を弾かれた最後に t.m.p にいらしてこの個体を弾かれてみて下さい。
音量も、バランスもレスポンスも、そしてベンドのし易さとサスティーンも、その全てのレベルが高く魅力的な個性を備えた、新しい楽器に生まれ変わっていることがご理解頂ける筈です。

半分の予算で高額既存品を上回るサウンドを備えた1本との出会いとなるかもしれませんよ。
その為にチューンしてますからね、最初から。
設計と試作開発が専門のワタシの仕事をどーぞ実際にお試し下さい。

どれ程、設計/設定の善し悪しがサウンドを支配するか、これでよ~くお分かり頂ける筈ですよ。
今までのアコギって何だったんだ! この言葉をコレまでに何度も耳にしています。(^ε^)



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