終了報告 Mさんのギブソン L-7
8/22 横浜 曇りのち晴れ
写真は作業全てが終了したMさんのギブソンL-7です。
燻煙処理、ヘッド作り替え&再塗装、フレットファイリング、WBH ナット交換、ブリッジ台座加工(ボディアーチとの接地面精度出し)などが主な内要です。
問題のあるくさび形状のヘッド構造から均一厚のヘッドに作り替えた結果、それまで痩せていたミッドレンジがぐっと厚みを増してバランス良いサウンドに生まれ変わっています。
ヴィンテージファンの方々からすれば、オリジナルを作り替えてしまうなんて・・って、お考えでしょうねえ。
でも純粋に楽器を楽器としてみた場合、オリジナルであるが故の問題点はオリジナル仕様最優先であった場合、問題点もそのままなわけですからね。
楽器のクオリティ面から見つめ直せば、いかにプレミアムな楽器であっても「使えない楽器」って場合が多々あります。
オールド楽器を物珍しい貴重品として扱うか、あくまで演奏の為の楽器として扱うかの差ですね。
現に、今回のこのL-7程にバランス良く鳴る楽器はオリジナル仕様では有り得ません。
世界中のどのL-7よりもグイレードの高いサウンドを誇ってますからね。
それに、そもそもギブソン社自体がこのくさび状のヘッド構造を他の自社製品に採用してません。また、L-7は著名プレイヤーからメイン楽器として使用されなかった要因としてミッドが薄い点が考えられます。
とは言え、こうした点はヴィンテージファンとは討論の余地は無いでしょう。
観点がそもそも異なるのですから。
Mさん、長らくお待ち頂きましてありがとうございました。
この個体は今回、指板修正&リフレットは行っておりませんので次回ビシッとさせましょうね。
お受け取りの日程連絡をお待ち致しております。
写真は作業全てが終了したMさんのギブソンL-7です。
燻煙処理、ヘッド作り替え&再塗装、フレットファイリング、WBH ナット交換、ブリッジ台座加工(ボディアーチとの接地面精度出し)などが主な内要です。
問題のあるくさび形状のヘッド構造から均一厚のヘッドに作り替えた結果、それまで痩せていたミッドレンジがぐっと厚みを増してバランス良いサウンドに生まれ変わっています。
ヴィンテージファンの方々からすれば、オリジナルを作り替えてしまうなんて・・って、お考えでしょうねえ。
でも純粋に楽器を楽器としてみた場合、オリジナルであるが故の問題点はオリジナル仕様最優先であった場合、問題点もそのままなわけですからね。
楽器のクオリティ面から見つめ直せば、いかにプレミアムな楽器であっても「使えない楽器」って場合が多々あります。
オールド楽器を物珍しい貴重品として扱うか、あくまで演奏の為の楽器として扱うかの差ですね。
現に、今回のこのL-7程にバランス良く鳴る楽器はオリジナル仕様では有り得ません。
世界中のどのL-7よりもグイレードの高いサウンドを誇ってますからね。
それに、そもそもギブソン社自体がこのくさび状のヘッド構造を他の自社製品に採用してません。また、L-7は著名プレイヤーからメイン楽器として使用されなかった要因としてミッドが薄い点が考えられます。
とは言え、こうした点はヴィンテージファンとは討論の余地は無いでしょう。
観点がそもそも異なるのですから。
Mさん、長らくお待ち頂きましてありがとうございました。
この個体は今回、指板修正&リフレットは行っておりませんので次回ビシッとさせましょうね。
お受け取りの日程連絡をお待ち致しております。