イレギュラー作業 | tmpブログ

イレギュラー作業

7/3 ヨコハマ 曇り時々小雨

いや~湿度が70%ですからかなり蒸します。

こんな日はセットアップ系作業だな、と言う事でリバースヘッド仕様のストラトのセットアップを初めています。ボディに磨きを掛けて、新しいゴトーガットさんの2点支持トレモロ仕様でまとめまて行きます。その新型トレモロのサドルをお馴染みの t.m.p のブロックサドルに変更します。
現在市販されている2点支持トレモロの中ではこの組み合わせが最も音が太いサウンドです。

写真2  *いっしょに写っているは元のゴトー製のサドル

このトレモロは多くの2点支持トレモロの様にボールエンド位置がブロックの奥の方で止まるタイプではなく、しっかりブロックエンド位置で止まるタイプですので採用しています。写真3
この点は非常に重要です。サドルのすぐ下までボールエンドが来てしまうタイプは音が軽くて腰高のサウンドなので t.m.p では採用してません。
このストラトはまた暇を見てセットアップして行きます。


順ゾリのまま固まってしまったガットギターのネックの作り替え作業は既に塗装を終えていましたので現在塗膜の硬化待ちです。スムースな運指が出来るグリップ形状に変更してありますから、弾くのが楽しみです。
今回の作業で腰の強い張りのあるネックに生まれ変わってますから、素早い音の立ちと色艶の溢れるトーンが多いに期待出来ます。

今回はオリジナルな新しいネック構造法を流用して順ゾリネックの修正を行ったワケですが、その製作方法を明かす事がメインでした。依って、本当は順ゾリ修正して1ミリ程薄くなってしまった指板は新しいものに張り替えるのがベストなんですが、作業主旨が強度の高いノンロッド・ネックの製法でしたから、コスト節約の為に指板は張り替えせずに元の指板を流用しました。

その上、ガットギター用のフレットの在庫が切れている事にフレット打ち直前に気付いたもんですから「う~ん、取り寄せで到着するのを待ってるのも時間が勿体ないな」と言う事で、今回はエレキ用のフレットを打ち込んで済ませました。
まあ、実際にはガット弦を張る訳ですから、このフレットはかなり低めに落として整形仕上げしなくちゃいけませんが、この個体は試験用ですからね、ガット用フレットじゃないけど、まっいいか!と。(^~^)

既にこの個体自体はなんだか嬉しそうに見えます。元がネックが順ぞって弾かれなくなった高価な手工品でしたが、もうこれで見捨てられる事も無いでしょう。
それこそがチューンナップの神髄ですね。単なる修理とは別次元の作業なのです。

@通常ですと、こうした順ゾリネックの場合、修理すると言っても起き上がってしまった指板部分だけ削り落として指板の上面だけを平らにしてリフレットするに過ぎませんから、ネック本体は結局順反ったままなんです。ヘッドも起き上がったまま。これでは音質劣化の解決には全くならないんです。 それを根本的に解決するのが今回の技法なのです。

この個体は また暇を見てフレット仕上げから再開します。




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