経過報告 大阪の I さん | tmpブログ

経過報告 大阪の I さん

2/21 ヨコハマ 晴れのち曇り

いや~晴れてますが冷えますねえ。

写真は I さんのアーチドTELESA のネックでフレット打ちを終了して現在は最終塗装行程に入っています。写真はフレット打ちが終了し塗装直前のショット。

ちなみに、Wさんの初期型CCR のスロープヘッド化その他の作業は23日土曜日完成予定でSさんのネック交換ストラトは24の日曜日完成予定でおります。お待たせしてスミマセン。

もう一枚の楽器は正確にはニューモデルなんです。
以前に「必ずCCR をオーダーしたいので取り置き下さい」と、ある方からお願いされ、ずっと寝かし続けていたボディ&ネックでした。
1年近く経過しているのですが前金のお支払いも無く、結局連絡が取れなくなってしまって困っていたのですが、きっと何か事情がお有りなんでしょう。
取り敢えず、これだけ待てばもういいだろう、ということで新たなモデルにして作ってみました。

そのストックしていたボディ素材がCCR のオーダーがオーバエッジ仕様でも作れる様に外周全体を大きめに切り出して寝かしておいたものですから、幸い今回の新しいデザインラインをそこから作り出せたんです。

CCR はロングスケール前提でヒップの横幅を広くしてレンジの広がる設計でしたが、フェンダー用のハードケースに入らないと言う問題でケース探しに苦労したものですからTELESAでは横幅を縮めて縦方向に長く設計し直し、サウンドを厚くタイトで指向性の強目の方向でまとめました。
ところが、CCR を廃盤扱いにした後にもCCR が欲しいとの声が続いたものですから、少々悩んではいたのです。2機種の受注体制を取るのは小さなtmpにはリスクが大きいにから無理なんです。

それに今後はミディアムスケールのオリジナルモデルだけを製作する方向性で将来的に考えていましたからね。現にロングスケールネックの素材仕込みをもうしてませんから在庫にあるロングスケールネック数本で受注終了なのです。

そもそもTELESA はCCR とは違って無骨な男性的な感じで洗練されたシェイプにまとめたのですが、皆さんは旧CCRの様な女性的なラインがお好きな方が多い様子なのですねえ。
それで今回は初期型CCR とTELESA の合体的なデザインでまとめてみました。

それでまだモデル・ネーミングも無い試作状態ですが 、ミディアムスケールのPW 仕様で設定加工してサンバーストに塗装をしてみました。ついでにネックヘッド面だけマッチングカラーリング済み。
これでもまだ旧CCR がいい、なんて言われても もうダメですよ。ぜってー作んない。(^ε^)

今回にしても取り敢えずリニューアル設計して一旦形にしてみたただけですからね。

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