経過報告 | tmpブログ

経過報告

12/11 ヨコハマ 晴れ 今日も寒いですね~

写真はA さん、M さんのカスタム製作品のネックのフレットファイリングを済ませ、指板専用のオイルを染み込ませている時点でのショットです。ボディの塗膜乾燥を待ちながら周辺の準備も着々と進めています。

もう1本は設定変更の上、あらためて製作しているSTさん用の5弦ヴィオラ。
ペグのロケーション変更とイーブンラディアス指板仕様の為にネック本体に接合したメイプル上面をR 形状加工を済ませたところです。

何よりも楽器に重要なのは設計です。ペグロケーション変更はSTさんとの先日の打ち合わせ時に感じた修正度合いを具体化する為に朝から3時間を要して設定したペグ配置です。
イメージとして掴んだのは1本目の試作品のレンジ設定から全体の定位を30Hz程下げたレンジ設定でした。そのことを考慮した上であらたなロケーション設定を行いました。

こうした作業では漠然と作業を行ってもいい結果は出せないです。
「まず最初に最後在りき」で、最初に作業者に目的地が明確にイメージ出来ていない場合、何度失敗を繰り返してもおかしく無いですね。
何度も過ちを繰り返してる場合や、問題を解決出来ない場合、それはそこに原因が在ると考えるべきだと思います。誰のせいでも無く、自分のせいです。

古典弦楽器達はペグボックスの中に主に縦方向の張力を与えて配置されますが、計算上の理想的な張力配置であっても手前に並ぶ別のペグの位置関係で実際に弦を張った場合に手前のペグに弦が触れてしまう場合も出て来る為に、その点をクリアーしつつ、バランスしたテンションを得られる様にするのが最大のポイントとなります。
正直、簡単な作業では無いです。事実、この位置決めだけに3時間も掛かってますからね。

この設定自体がバランスしていない場合、トータルな音量/音色にまとめる事は不可能となってしまいます。 弦楽器に取って張力設定とは非常に重要な設定なのです。

$tmpブログ
$tmpブログ