本日2回目 | tmpブログ

本日2回目

12/5 本日2つ目のブログは、まあ報告でも何でもないんですけどね。

試作中のセロギターのトップのパフリング入れとアーチのラフ削りを行っていました。写真1

こうしてラフな削り加工をしながらおよその高低差が出たところでアーチ形状を型取って残して置くのです。写真2
皆さん良くご存知の山の等高線と同じです。他の職人さんがどんなやり方してるか知りませんがこれがワタシ流。 
こうしておけば、このモデルと同じものを製作する時に治具としても流用出来るのです。
写真3がラフ削りが終わったショット

こうした作業はギター関連の作業の合間にやってるんですが、結局今日の半日弱で等高線プレート作成とトップのラフアーチ削りがほぼ済んでしまいました。
いかんいかん!これじゃ正月の書き初め代わりの削り出しが年明け前に終わってしまいますねえ~ 一旦ここでやめてインサイド・アーチ削りを正月まで残して置かなくちゃ。

先日、後輩がここに見えたおりにその後輩がワタシに「何でも自分一人で作れていいですね~」みたいに羨んでいましたが、ワタシに言わせりゃ、オレは何も製作家になりたくてなったワケじゃねーぞ、と。

ワタシがこの世界に飛び込んだ頃は今みたいにプログラミング・3Dルーターマシンなんてありませんでしたから、何か、こういう楽器を作りたい、と思ったら職人さんに頼むしか無かったわけですよ。
今じゃ、レスポールだろうがPRSだろうが、NCマシンのスウィッチ入れりゃ機械がガンガン加工してくれます。人間はその表面を磨くだけ。

でも職人さんに頼むとなると「そこはそーじゃなくて、こーして欲しいんですけど」とか言うと、
「うるせー事言う奴だなあ~、そんな面倒な事言うんだったら自分でやって見せろよ、そしたらそれと同じ様に作ってやっから!」みたいな感じになるんですよね。

それで「こりゃ自分で作れる様になった方が早いし確実だわ」てなワケで仕方なしに製作全般のお勉強を独学したんです。当時はギター製作学院なんてものも無いし、フェンダー/ギブソンのコピーするのが精一杯なのが国内メーカーの実情でしたからね。
理論的な知識を持ってる人なんて居なくて、楽器の本だって1本もギター作った事が無い人が執筆した本が売られてる程度でしたからね。そんなもん当てに何か出来るもんじゃない。(/ω\)

でも、それが良かったんですね~ 全て自己完結でやるしか無かったですから一から全て自分で時間をかけて研究しましたし、不器用極まりないワタシでしたが、自分で全てやらなくちゃ世界一には絶対に成れない!って肝に銘じて取り組んで来れたわけです。

このセロギターだって自分で製作出来なかったら、それこそヴァイオリン職人にでも図面持ち込みで依頼するしか無いですからね。たぶん100万以上の請求が来ますね。
だったら自分でやった方がいいや、と。

ですから、教えてくれる人や代わりにやってくれる人が周囲に居ないってことは実はとてもいい事なんです。在る意味では一番成長出来る気がしますね。

そんなわけで、実はワタシの場合、仕方なくて自分で様々なものを作れる様に成れちゃった、ってワケです。誰かに教わろう、誰かの真似しよう、なんて事は考えない方がいいよ、って後輩達にも言い続けています。(^ε^)




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