久々の雨 | tmpブログ

久々の雨

8/4 ヨコハマ 晴れのち雨

今日は湿度が高めだったので塗装はニス塗りのみ.
昨日紹介したRetroCity-Custom にピックアップ・キャビティ加工を加えようとは思っていたのですが、もしかするとツイン・ハムですとかP-90W仕様で、と依頼が来るかもしれないので、取り敢えずはPUキャビティは後加工することにして下地のニス塗りを行ないました.

写真はHPシステムでのべっ甲柄ピックガードを乗っけるとこーなりますのショット.

予定ではフロント・ハムもP-90も共にメタルカバード仕様です.両方とも同じハムバッカーかP-90が良いと思われる方が多いかとは思われますが、音楽的な対応性を考えたのがHP仕様ですので、そこはご検討頂きたい.

そもそもハムバッカーPUはウオームトーン主体のジャズ専用として開発されたピックアップですので、フェンダー系のシングルコイルPUの様な扱いやすさは備えていないクセの強いマイクなんです.ノイズキャンセルに重点を置いた設計ですしね。
特にギブソン系の3×3のペグロケーション仕様のギターでの八ムバッカーPUと相性の良いアンプはかなり限られてますし特にリヤーはいい音で録音された音源も少ないですね.

ワタシがシングルサイド・ペグロケーションでスロープヘッド構造のネック仕様に拘るのも、全てはそこにあるのです.
フェンダー系ではシングルサイド/ペグロケーションではありますがフラットヘッド構造の為にテンションピンでバランスを取る必要がありますが、実際には全く取り切れません.結果的にスロープヘッド構造にする以外にテンションバランスを完璧に取る方法は無いのです.

ギブソン系でもフェンダー系でもない構造の楽器でベストバランスを得る設計を追求した結果が、tmpギターの基本構造なんです.その成果はピックアップの音色にも如実に現れています.
その中で、フロント・ハム+リヤーP-90と言う提案が出て来るわけです.

シングルコイルでありながら太さを備えているのがP-90最大のメリットですからトレブリーな倍音位置で拾わせてもフェンダー系シングルの音が細くピーキーなサウンドではない、音に太さを備えたトレブル・サウンドがピックアップ出来ます.特にリードやカッティング・サウンドにリヤーハム仕様では得られない味が出せます.そしてそのリヤーP-90とフロント・ハムならではのセンターミックスサウンドがたまらなくいいんですねえ.

ジャジーにもロックにもブルージーにも歌うギター、それに特化したギター用のPUシステムがHP設定と捉えて下さいませ.
エレキギターはファッション的に捉えられる傾向が強い楽器ですが(実に悲しい)、音楽から必要な音色を備えた楽器を設計し作ると、それがtmpギターになる、と自負をしております.

今週はここまで.また来週!

$tmpブログ