個別報告 Hさん/CCR-312
1/19 昨晩は整体治療を受けたので元気ハツラツです.
ワタクシの通う治療院は品川区の上大崎に在り、目立つ看板ひとつない治療院ですが、各界の著名人も常連さんとして多数おられ先生の治療を受けています.ワタクシはtmpのお客様のギタリストさんから紹介でそこを知りました.
先生のIさんは人柄も温厚で腕も抜群.趣味で音楽をされていて、何を隠そう今ではtmpユーザーさんです.カスタム品もチューン依頼も次々頂いております.
写真一番端はHさんのオーダー分のCCR-312で本日水研ぎ研磨を終了して新しい塗膜層を乾かしているショット.こうして並んでいるヴァイオリンと比較するとCCR-312が大きく見えますね~
他に今日から以前入手しておいた1920製のイタリアで製作されたヴァイオリンをバラしていつも通りtmp仕様に作り替えているショットの一部で写真はバック板です.
ご覧の通り、削り修正をするのを躊躇う程の素晴らしいメイプル材から削りだされたバックアーチです.まずはニスを接がしてから削り修正に入ります.
最後の写真がアーチの削り修正を加え終わった時点でのショット.元の削り形状では外周エッジの材厚がtmp設定に於いてはまだ厚過ぎるので削り込んであります.勿論ですが内部アーチも限界まで削り込んであります。
酸性雨に犯されていない素材である上にこの極上のタイガーストライプですから文句の付け様が無い素材です.しかもそれを燻煙処理する訳ですから最高の状態に持ち込めるのです。
ちなみに高級エレキギターにAAA材の表示を見かけたりしますが、はっきり言ってこの個体とはランクが違いますし密度感には大きな差があります。
ギブソン社がレスポールを製造し始めた頃は既に酸性雨の影響が出ていたと考えられますので皆さんは酸性雨にさらされていない本当の健康体の素材に接したことが無いとも言えます。残念ながら。
完全とまでは行きませんが燻煙処理で材に本来の強さが戻ります。
そもそもレスポールのトップにAAA材を採用しても箱モノ仕様ではなくソリッド構造の楽器ですからトップがキレイなトラ目になっていると言うだけで、音に際立った影響は出ません.だってトップ材はバックのマホに密着してますからトップ単体での響きではなく、あくまでバック材との合成材としての響きがするからです.
市場では素材のグレードであたかもサウンドも上みたいに売り出しますが、実際にはソリッドボディ構成ではハイクオリティ材の良さが箱モノ楽器ほどには影響出ないです.見た目にダマされちゃダメよ.
以前にも述べましたがヴァイオリン製作に於いて材の乾燥開始から実際に製作行程に移るまで、10~20年はざらに寝かしてあるものです.しかもその木が伐採されたのは更に以前の事と言う事になります.
という事は、1930年あたりまでに製作されたヴァイオリンには酸性雨の影響を受けていな素材が使われている可能性が高いと言えます.(あくまでワタクシの考査に於いて)
そこでtmpではチューンナップ・ヴァイオリンの元素材として1930年以前に製作された手工ヴァイオリンを入手し続けています.既に結構な投資額になっています.あ~資金難・・(ノ_-。)

ワタクシの通う治療院は品川区の上大崎に在り、目立つ看板ひとつない治療院ですが、各界の著名人も常連さんとして多数おられ先生の治療を受けています.ワタクシはtmpのお客様のギタリストさんから紹介でそこを知りました.
先生のIさんは人柄も温厚で腕も抜群.趣味で音楽をされていて、何を隠そう今ではtmpユーザーさんです.カスタム品もチューン依頼も次々頂いております.
写真一番端はHさんのオーダー分のCCR-312で本日水研ぎ研磨を終了して新しい塗膜層を乾かしているショット.こうして並んでいるヴァイオリンと比較するとCCR-312が大きく見えますね~
他に今日から以前入手しておいた1920製のイタリアで製作されたヴァイオリンをバラしていつも通りtmp仕様に作り替えているショットの一部で写真はバック板です.
ご覧の通り、削り修正をするのを躊躇う程の素晴らしいメイプル材から削りだされたバックアーチです.まずはニスを接がしてから削り修正に入ります.
最後の写真がアーチの削り修正を加え終わった時点でのショット.元の削り形状では外周エッジの材厚がtmp設定に於いてはまだ厚過ぎるので削り込んであります.勿論ですが内部アーチも限界まで削り込んであります。
酸性雨に犯されていない素材である上にこの極上のタイガーストライプですから文句の付け様が無い素材です.しかもそれを燻煙処理する訳ですから最高の状態に持ち込めるのです。
ちなみに高級エレキギターにAAA材の表示を見かけたりしますが、はっきり言ってこの個体とはランクが違いますし密度感には大きな差があります。
ギブソン社がレスポールを製造し始めた頃は既に酸性雨の影響が出ていたと考えられますので皆さんは酸性雨にさらされていない本当の健康体の素材に接したことが無いとも言えます。残念ながら。
完全とまでは行きませんが燻煙処理で材に本来の強さが戻ります。
そもそもレスポールのトップにAAA材を採用しても箱モノ仕様ではなくソリッド構造の楽器ですからトップがキレイなトラ目になっていると言うだけで、音に際立った影響は出ません.だってトップ材はバックのマホに密着してますからトップ単体での響きではなく、あくまでバック材との合成材としての響きがするからです.
市場では素材のグレードであたかもサウンドも上みたいに売り出しますが、実際にはソリッドボディ構成ではハイクオリティ材の良さが箱モノ楽器ほどには影響出ないです.見た目にダマされちゃダメよ.
以前にも述べましたがヴァイオリン製作に於いて材の乾燥開始から実際に製作行程に移るまで、10~20年はざらに寝かしてあるものです.しかもその木が伐採されたのは更に以前の事と言う事になります.
という事は、1930年あたりまでに製作されたヴァイオリンには酸性雨の影響を受けていな素材が使われている可能性が高いと言えます.(あくまでワタクシの考査に於いて)
そこでtmpではチューンナップ・ヴァイオリンの元素材として1930年以前に製作された手工ヴァイオリンを入手し続けています.既に結構な投資額になっています.あ~資金難・・(ノ_-。)
