個別報告 滋賀のHさん | tmpブログ

個別報告 滋賀のHさん

12/9 ヨコハマは午後から晴れ始めましたが肌寒い一日でした.

本日は湿度が下がったタイミングでHさんオーダーのCCR-312のカラーリングを行ないました.
少し日が落ちかけてから撮影しましたので現物よりもカラーリング少し違った印象を受けますが、Hさんの要望(エッジがダークチェリーのサンバースト)を踏まえつつ、味わい深い色合いに成る様に吹いてみました.

単純なチェリーサンバーもいいのですが、こうした場合ワタクシはボディセンター部分をレモンイエローで着色し、その外周をニスカラーのイエローでぼかして、その外周を薄いチェリーで重ね、最も外周部分に近いところをダークチェリーを吹いています.要するに4トーンのサンバーストですね.

Hさんの要望では外周が結構ダーク目の指定でしたが、このCCR-312はレスポール・スタンダードの様なあまり厚さの無い外周セル巻きでは無く、内側に白/黒/白のパーフリングを埋め込み、その外側がトップのメイプル材がバックのマホ材から突き出した形のオーバーエッジ・トップ構造ですので、言ってみれば分厚いセルバインディングの様な作りですので、仮にレスポールへの着色と同じサンバーストを吹いても見え方が異なります.
丁度レスポール・カスタムの様な厚いセル巻き仕様と同じ様な感じですね.

更にはtmpでは塗装工程終了後に最後の燻煙処理が待っていますので、燻煙灼けが起こります.それによってカラーリングが少し濃いめに変色致しますので、白っぽいメイプル材のオーバーエッジ部分の内側に濃いダークチェリーをある程度の幅で吹きますとコントラストがキツく見えちゃうんですね.
そこで今回はダークチェリーがキツく成らない様にエッジ際にうっすら吹く程度で仕上げています.

この後は塗装の中塗りへと移行して行きますが気温も下がっておりますので今年中にどこまで進められるかははっきりと申し上げられません.出来る限り進めるつもりではおります.Hさん、お楽しみにお待ち下さいね.

もう1枚の写真はCCR-312とRetro Cityのネックの最終仕様を決定しましたので、それにそってネック本体の材からの切り出し用のテンプレートを作製しました.
材の切り出し用テンプレートでは双方のモデルのヘッド部分が切り出せるサイズでの共通形状です.その上で製作時にそれぞれのデザインに変えて製作して行きます.
基本的にCCR-312はCCR系のヘッドデザインで指板サイドにセルバインディングを施し、Retro Cityでは専用のヘッドデザインで指板にセルバインディングは施しません.結果、CCR-312の方がネックの基本価格が1万円高くなります.
またペグ取り付け部分へのマホ材の接ぎ木構造もオーダー受付時に音作りの面で必要と判断した場合のみ施します.その場合1万円のコストアップとなります.
現在フジゲンさんに特注仕様でCF指板を製作頂いておりますので、その間にこちらではイタヤ材でネック本体の形状加工を進めて行きます.受注受付は来春を予定しています.
CCR-312、Retro Cityの受注本数は6本ずつ、計/12本の製作となる予定です.

追記:12/13
現状でCCR-312とRetroCityそれぞれ1本ずつ製作予約が来ておりますので受注可能な残り本数はそれぞれ5本ずつとなります。

$tmpブログ
$tmpブログ