経過報告 立川市Uさん
9/19 ヨコハマ晴れのち雲行き怪しい
またしても台風接近ということで、巷は祭日ですがワタクシは作業していました。
本日でUさんの5弦ベースネックのコーティングが終了しました。やっとここまで来ましたわ。
後は塗装の硬化を待ってフレットファイリング整形を済ませてからボディとネックの水研ぎ研磨、その後にいよいよセットアップへと進みます。今月中には完成予定です。
もう1枚の写真はCCR-312のホロウモデル用のイタヤカエデのカーリー材で先日製作したトップ板とは板厚設定違いのものを用意する為の仕込み途中のショットです。
ホロウモデルの音作りに関しては細かく触れれば触れる程に皆さんは混乱して行くだけですからあえて大ざっぱにしか解説は行なっていませんが、今回の材厚違いの場合では仮にその他の設定が同じであった場合ではトップ材のトーンの違い(音の明るさ加減や硬さ、重さ加減)だけで無く、ピッキングの反応も異なって来ます。
ピッキング・アタックを架けた時の歪み方が同材であっても厚さ設定で異なるのがその要因と成っています。製作家はそうした設定違いでの変化全てを把握していなくてはいけません。
製作家キャリアが15年以内じゃ、ちょっと無理かな。
例えば、ジャズのコードランニング時のピッキングストローク・ニュアンスが重要な設定の場合とピッキングアタックの強弱反応を重要視する場合などでは後者の方が若干材厚を薄くして歪みが出やすく設定する、と言った感じですね。勿論、その中間設定で製作、と言ったケースもありますしね。その他、素材によっては同じニュアンス要望に対して厚さ設定も異なって来るのは言うまでもありません。
どこをどうしたら、どんな変化が起こるのか、それをこれまで古典弦楽器を含め徹底的に分析を行なって来ましたからそれらのデータを応用してのサウンドの作り分けが可能ですからお任せ下さいね。
そんなワタクシは絶滅危惧種と一部で言われてるらしい。(^O^)
これらの分野に関しては言葉で説明するのはなかなか難しい部分ではありますが、本職の音楽家相手であれば、こうした会話もちゃんと成り立つものです。
まあ、人によりけりってのはありますが。(-。-;)
またしても台風接近ということで、巷は祭日ですがワタクシは作業していました。
本日でUさんの5弦ベースネックのコーティングが終了しました。やっとここまで来ましたわ。
後は塗装の硬化を待ってフレットファイリング整形を済ませてからボディとネックの水研ぎ研磨、その後にいよいよセットアップへと進みます。今月中には完成予定です。
もう1枚の写真はCCR-312のホロウモデル用のイタヤカエデのカーリー材で先日製作したトップ板とは板厚設定違いのものを用意する為の仕込み途中のショットです。
ホロウモデルの音作りに関しては細かく触れれば触れる程に皆さんは混乱して行くだけですからあえて大ざっぱにしか解説は行なっていませんが、今回の材厚違いの場合では仮にその他の設定が同じであった場合ではトップ材のトーンの違い(音の明るさ加減や硬さ、重さ加減)だけで無く、ピッキングの反応も異なって来ます。
ピッキング・アタックを架けた時の歪み方が同材であっても厚さ設定で異なるのがその要因と成っています。製作家はそうした設定違いでの変化全てを把握していなくてはいけません。
製作家キャリアが15年以内じゃ、ちょっと無理かな。
例えば、ジャズのコードランニング時のピッキングストローク・ニュアンスが重要な設定の場合とピッキングアタックの強弱反応を重要視する場合などでは後者の方が若干材厚を薄くして歪みが出やすく設定する、と言った感じですね。勿論、その中間設定で製作、と言ったケースもありますしね。その他、素材によっては同じニュアンス要望に対して厚さ設定も異なって来るのは言うまでもありません。
どこをどうしたら、どんな変化が起こるのか、それをこれまで古典弦楽器を含め徹底的に分析を行なって来ましたからそれらのデータを応用してのサウンドの作り分けが可能ですからお任せ下さいね。
そんなワタクシは絶滅危惧種と一部で言われてるらしい。(^O^)
これらの分野に関しては言葉で説明するのはなかなか難しい部分ではありますが、本職の音楽家相手であれば、こうした会話もちゃんと成り立つものです。
まあ、人によりけりってのはありますが。(-。-;)