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個別報告 その他

9/15 ヨコハマ快晴。気持ちいい。

写真は町田市のHさんご依頼のカスタムベース用のスロープヘッドネックが完成する直前でのショット。
この後に艶だし研磨も終了しています。明日からセットアップ作業です。
Hさん、受け取りの希望日をメールにて送っておいて下さいませ。

もう1枚は同じく明日からセットアップ工程へと進むCCR-312MM/WHです。来週からの試奏に合わせて完成させて行きます。サウンドの設定はオリジナルの175の少し濁ったトーンにブライト感と音の張りを付加させた設定でのホロウモデルです。でもバックはマホ設定ですからブルージーさもしっかり備えています。しかもこれをドライブさせて歪ませるとカッコいい歪み方をするんですよ。

ですから、な~んだジャズギター設定かい、と単純に考えないで下さいね。
175サウンドをカバー出来ると言う設定であってもそれだけが欲しいのなら単に175を弾けばいいわけで、別なモデルでその点のサウンドカバーする必要などそもそも無いのです。

ワタクシが今回のCCR-312シリーズで提供したいのは各種定番サウンドをカバー出来る上でより現代的なアプローチが可能な楽器を創り上げる事です。

その中での今回のモデルでは、大きなフルアコのボディを抱えなくてもそのトーンもハイグレードにカバー出来る上でハウリングで苦しむ事も無く、抜群の音程ピッチとコードバランスを備え、ベンドだって今までに無いスムースさで行なえるギターです。ですから最初から歪み感までも計算済みです。

シングルサイド・ペグロケーション/スロープヘッド構造/特殊なネック仕込み設定でなくてはワタクシの求めていたサウンドやバランス、ベンド感がどうしても作れないとの結論から生まれたのが今回の基本設定です。

この楽器の評価は今後この楽器に触れた音楽家に委ねます。
どうしてこの楽器を世に出したかったか、それは音楽家であるなら必ず理解頂けると信じています。
何の迷いも無く。

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