経過報告 | tmpブログ

経過報告

9/6 ヨコハマ晴れ。でも突然雨が落ちて来たりしました。どんだけちっちゃい雨雲だったんだ?

観測衛星のデータはたぶんかなり細部にわたるデータを地上に送って来ているのでしょうが、それでも翌日の予報すらハズレたりしますよね。要するに予測不能な気象変動があるという事と、データ分析でズレが生じているという事なんでしょうね。
ワタクシが思うに、たぶん洋上水温が気象に与えるデータと解析ノウハウが不足しているからなんじゃないかなあ?ガンバレ気象庁、もっと勉強しろテレビの天気予報士!(^O^)

写真は町田市のHさんのネック交換用tmp製スロープヘッド・ネック。本日フレット打ち込み終了。
あとは塗装工程の仕上げ後にフレット・ファイリング仕上げ、そしてリセットアップと進めます。
もう暫くお待ち下さいね。お楽しみに。

CCR-312のトップ材の方は本日エッジのラウンド加工処理とf ホール加工を終了。いつもより小さいサイズでの加工です。f ホールはスピーカーでいうところのバスレフポートの役目を果たしますので、今回はフルアコの響きを得る為により低い音域をf ホールから得る為のサイズに加工してあります。
逆に派手な鳴らせ方をさせる場合には開口面積の広いサイズに設定します。

時々、こうした解説をしてると、意味あるのかな?って思う時があります。

@あるお客さんのメールからその方が今後tmpのギターのブリッジは全てチューンOタイプに変更になると思われている事に気づいたのですが、皆さんも同じ勘違いをしてはいませんよね?
念のために:CCR-312がミディアムスケール/ギブソン寄りの鳴り設定であるからこそ、セパレート・ブリッジ設定(COM+TP)にしただけですからね。
ミディアムとロングスケールでの長さの違いは非常に大きく、ロングスケールでサドルピッチの狭いチューンOブリッジ設定は成り立ちません。サークルフレッティングの計算上でもブリッジ上での1~6弦間隔ピッチが不可欠要素ですからCOMとフェンダーブリッジピッチは全く異なるので共通設定は出来ないのです。
@tmpではワタクシの算出したCFSのピッチ設定通りにフジゲン社が溝切り加工した指板を使用してネックを製作しています。ミディアムはCOM弦間ピッチ、ロングスケールはプレートブリッジ・弦間ピッチ設定でのサークルフレッティング溝切りで、それぞれ指板Rも300R&250R設定です。
CFSでは指板Rの違いも考慮した溝切りRにて加工させています。

ですから当然ながら、ロングスケール設定のTELESAは従来通りプレートブリッジ仕様です。

ウ~、ちゃんと解説したつもりだったのですがねえ。そんなに難しい内容かなあ・・ (ノ_-。)

$tmpブログ
$tmpブログ