経過報告 その他
8/30 ヨコハマ快晴 でも台風接近中。
写真は本日からスロープヘッド化の作業がスタートしたYさんの06年製tmpのカスタム・テレキャスターネック。完成までお楽しみにお待ち下さいまし。
量りに乗っかってる生地ネックはオーダーで製作中だった何年も掛けて加工を進めて来たイタヤカエデ材のtmp製ストラト用カスタムネックです。勿論スロープヘッド仕様。
でも今回ドタキャンを食らっちゃいまして、この個体はストック・ネックと成りました。でもこんなネック他所では絶対手に入りませんからね。
以前からイタヤカエデ材を使用する理由として材密度の良さ、音質の素晴らしさにある点を上げて来ました。同時に通常のカエデ材の3倍近い寝かし期間と加工しては寝かし、狂い修正加工しては寝かし、更には燻煙処理が必須事項と言う、非常に手間ひまが掛かる事が難点ではあります。しかし手間ひまは掛かるけど、うまく完成出来たら音質は特筆ものです。今回はその材密度の高さをご紹介します。
写真手前の塗装済みのネックは以前にチューンナップしたFJ製のストラトネックで、ロッド不良でNGネックとして放置して置いたモノですが、この個体の重さを量ると480gで、もう1本のtmp製のイタヤカエデ材の生地ネックは580gでした。
この2本は同じ60'sストラトのラウンド形状ネックですからサイズ的にはほぼ同じと考えていいでしょう。更にFJ製のネックの方は塗装済みですが、それでも丁度100gも重さが異なっている訳ですからtmp製のネックは1,2倍の重さを備えています。これが素材の密度の違いから生まれる差です。
実際、このtmp製のカスタムネックは手に持つと通常よりズッシリきます。非常に密度が高い事が触っていて分かります。音質も抜群であることは間違いないですし、丁寧に削り込んだネックグリップは手に吸い付く様に滑らかなグリップです。
これが大量生産品と本当のハンドメイドの違いです。しかもtmpだけのね。( ´ー`)
最後の写真は新しくトップ板を製作中のブックマッチ接ぎ直前のショット。
材自体はアフリカのベリー材で、丁度ゼブラウッドとアッシュをミックスさせたようなメリハリも利いて粘りや弾力がある素材です。TELESAかCCR312のホロウモデルのトップ材として仕上げて行きます。
本当はこの段階でオーダーが頂けると一番いいんですけどね。
モデル選定、バック材と厚さ設定、ホロウ容積仕様など依頼主の音楽性にフィックスさせる為の設定がベーシックな部分から突っ込んで行なえるからです。参考までに。
@そー言えば、若干地震雲っぽいのが出てましたからチョイ揺れが来るかも。

写真は本日からスロープヘッド化の作業がスタートしたYさんの06年製tmpのカスタム・テレキャスターネック。完成までお楽しみにお待ち下さいまし。
量りに乗っかってる生地ネックはオーダーで製作中だった何年も掛けて加工を進めて来たイタヤカエデ材のtmp製ストラト用カスタムネックです。勿論スロープヘッド仕様。
でも今回ドタキャンを食らっちゃいまして、この個体はストック・ネックと成りました。でもこんなネック他所では絶対手に入りませんからね。
以前からイタヤカエデ材を使用する理由として材密度の良さ、音質の素晴らしさにある点を上げて来ました。同時に通常のカエデ材の3倍近い寝かし期間と加工しては寝かし、狂い修正加工しては寝かし、更には燻煙処理が必須事項と言う、非常に手間ひまが掛かる事が難点ではあります。しかし手間ひまは掛かるけど、うまく完成出来たら音質は特筆ものです。今回はその材密度の高さをご紹介します。
写真手前の塗装済みのネックは以前にチューンナップしたFJ製のストラトネックで、ロッド不良でNGネックとして放置して置いたモノですが、この個体の重さを量ると480gで、もう1本のtmp製のイタヤカエデ材の生地ネックは580gでした。
この2本は同じ60'sストラトのラウンド形状ネックですからサイズ的にはほぼ同じと考えていいでしょう。更にFJ製のネックの方は塗装済みですが、それでも丁度100gも重さが異なっている訳ですからtmp製のネックは1,2倍の重さを備えています。これが素材の密度の違いから生まれる差です。
実際、このtmp製のカスタムネックは手に持つと通常よりズッシリきます。非常に密度が高い事が触っていて分かります。音質も抜群であることは間違いないですし、丁寧に削り込んだネックグリップは手に吸い付く様に滑らかなグリップです。
これが大量生産品と本当のハンドメイドの違いです。しかもtmpだけのね。( ´ー`)
最後の写真は新しくトップ板を製作中のブックマッチ接ぎ直前のショット。
材自体はアフリカのベリー材で、丁度ゼブラウッドとアッシュをミックスさせたようなメリハリも利いて粘りや弾力がある素材です。TELESAかCCR312のホロウモデルのトップ材として仕上げて行きます。
本当はこの段階でオーダーが頂けると一番いいんですけどね。
モデル選定、バック材と厚さ設定、ホロウ容積仕様など依頼主の音楽性にフィックスさせる為の設定がベーシックな部分から突っ込んで行なえるからです。参考までに。
@そー言えば、若干地震雲っぽいのが出てましたからチョイ揺れが来るかも。
