弱ったねえ
7/28 今日も湿度が高くて、塗装も燻煙もダメです。弱ったなあ~
ちゃんとしたファクトリーが欲しいですねえ。
まあ、こう言う時には試作でも進めておくか、と。
写真は昨日も触れましたがCCR-312のハイポジションの手の入り具合。音質劣化は一切させないで弾き易さも兼ね備えてます。
カーリーメイプル・トップの試作もいっきに生地加工を進めました。仮にこれをアーチドトップ・モデルで作るとなると完全にヴァイオリンを製作する時の様にハンドシェイプしていくしかありません。
セミホロウ仕様の楽器を製作する機会が多いtmpでのアーチドはトップの裏側もアーチド加工ですからレスポールのアーチ加工の倍以上の手間暇が掛かります。
レスポールを見慣れた皆さんは、それってそんなに面倒なの?って思うのでしょうねえ~
一辺やってご覧なさいって。二度とやりたくないくらい面倒ですから。まあレスポールのトップアーチだけなら、どうってこと無いですが裏表両面共に正確に美しいアーチド加工が出来る様になるまでとなると、そーですねえ、最低10年は掛かるでしょうね。でもそれが出来る様になったところで、それだけじゃあいい楽器は作れませんからね。
まあ、30年以内に一通りの事が分かって来たらかなり優秀と言える程に奥が深いです。まずは原理原則を理解しながら手作業で全ての工程をマスターしなくちゃね。そこが一番難しいですから。
原理原則を理解出来てないと基本が理解出来て無いのと同じですから、作れる様にはなれても楽器じゃなくて工芸品にしかならないですね。実際工芸品、多いよね。
あたしゃ来世はこの仕事は絶対にやらん!(^O^)/ 生まれ変わったら物理学者か天文学者になりたいです。反重力の研究がしたいし。昔からの発案で水圧発電の研究もしたいけど。
ちなみにレスポールなどのアーチド加工は50's当初からコピールーターで削られ、人の手で研磨作業だけ行なわれています。未だに職人さんが1本1本手で加工してると勘違いしている方もいらっしゃるかもしれませんねえ。仮にそれを行なえる職人さんが工場に居たとしても、そんな手作業でのアーチシェイプ加工をしてたら30万円代のレスポールなど生産不可能です。フツーに60万以上になっちゃいますね。
昔からそうした加工はぜ~んぶ機械がやってくれてます。今ではPRSみたいな派手な隆起の楽器でもスウィッチひとつで機械がサクサク削ってくれます。人が磨いているのだけは昔と一緒ですけどね。
だから生産現場には地元のパートのオジさんオバさんが雇われているのです。職人は必要ないのが量産現場ですから。
ですから本当のハンドメイドの楽器というのは滅多に無いくらいなんです。作業の多くが機械が担当してますからね。そのお陰で皆さんは数十万程度で楽器が買えているわけです。
よく言う事なんですが、数十万程度で楽器が入手出来ることをもっと有り難いと思うべきですよ。
古典楽器の世界では100万以下の楽器なんてエントリー・クラスって言われてますから。
明日は晴れてカラッとして欲しいものです。

追記:みなさんは世界水泳TV観戦してますか? いいですね~必死に高見を目指す姿って。
北島選手のあの心意気もいいわ。寺川選手がや~っつとメダルを手にして泣いていた。良かったね~
どんなに苦しくても諦めない心って大切だね。おじさんも見習います。
あの人こそ世界一だって言われるような楽器を作ってみせます。
それに、もうすぐ世界陸上も始まるし。あ~現地で観戦してみたいな。
ちゃんとしたファクトリーが欲しいですねえ。
まあ、こう言う時には試作でも進めておくか、と。
写真は昨日も触れましたがCCR-312のハイポジションの手の入り具合。音質劣化は一切させないで弾き易さも兼ね備えてます。
カーリーメイプル・トップの試作もいっきに生地加工を進めました。仮にこれをアーチドトップ・モデルで作るとなると完全にヴァイオリンを製作する時の様にハンドシェイプしていくしかありません。
セミホロウ仕様の楽器を製作する機会が多いtmpでのアーチドはトップの裏側もアーチド加工ですからレスポールのアーチ加工の倍以上の手間暇が掛かります。
レスポールを見慣れた皆さんは、それってそんなに面倒なの?って思うのでしょうねえ~
一辺やってご覧なさいって。二度とやりたくないくらい面倒ですから。まあレスポールのトップアーチだけなら、どうってこと無いですが裏表両面共に正確に美しいアーチド加工が出来る様になるまでとなると、そーですねえ、最低10年は掛かるでしょうね。でもそれが出来る様になったところで、それだけじゃあいい楽器は作れませんからね。
まあ、30年以内に一通りの事が分かって来たらかなり優秀と言える程に奥が深いです。まずは原理原則を理解しながら手作業で全ての工程をマスターしなくちゃね。そこが一番難しいですから。
原理原則を理解出来てないと基本が理解出来て無いのと同じですから、作れる様にはなれても楽器じゃなくて工芸品にしかならないですね。実際工芸品、多いよね。
あたしゃ来世はこの仕事は絶対にやらん!(^O^)/ 生まれ変わったら物理学者か天文学者になりたいです。反重力の研究がしたいし。昔からの発案で水圧発電の研究もしたいけど。
ちなみにレスポールなどのアーチド加工は50's当初からコピールーターで削られ、人の手で研磨作業だけ行なわれています。未だに職人さんが1本1本手で加工してると勘違いしている方もいらっしゃるかもしれませんねえ。仮にそれを行なえる職人さんが工場に居たとしても、そんな手作業でのアーチシェイプ加工をしてたら30万円代のレスポールなど生産不可能です。フツーに60万以上になっちゃいますね。
昔からそうした加工はぜ~んぶ機械がやってくれてます。今ではPRSみたいな派手な隆起の楽器でもスウィッチひとつで機械がサクサク削ってくれます。人が磨いているのだけは昔と一緒ですけどね。
だから生産現場には地元のパートのオジさんオバさんが雇われているのです。職人は必要ないのが量産現場ですから。
ですから本当のハンドメイドの楽器というのは滅多に無いくらいなんです。作業の多くが機械が担当してますからね。そのお陰で皆さんは数十万程度で楽器が買えているわけです。
よく言う事なんですが、数十万程度で楽器が入手出来ることをもっと有り難いと思うべきですよ。
古典楽器の世界では100万以下の楽器なんてエントリー・クラスって言われてますから。
明日は晴れてカラッとして欲しいものです。

追記:みなさんは世界水泳TV観戦してますか? いいですね~必死に高見を目指す姿って。
北島選手のあの心意気もいいわ。寺川選手がや~っつとメダルを手にして泣いていた。良かったね~
どんなに苦しくても諦めない心って大切だね。おじさんも見習います。
あの人こそ世界一だって言われるような楽器を作ってみせます。
それに、もうすぐ世界陸上も始まるし。あ~現地で観戦してみたいな。