祝 完成 | tmpブログ

祝 完成

6/27 ヨコハマ 雨 雨 雨

いや~今日は記念すべき日になりました。
まあ、ワタクシだけにしか、その意味合いや重要性は分からないかも知れませんが。

やっと4弦ベース用のスロープヘッド設定の結論が得られました。o(^ ^)o やったぜ。

これでギター、5弦ベース、4弦ベース、全ての理想的なオリジナルヘッド設定が完成した事に成ります。
苦節35年ですわ。 長げ~ (´0 `*) でもまあ、良かった良かった。やり遂げたんだから。

今回もギターのSH時と同じ様に全ての弦がまるで1本に繋がったかの如く自然に繋がり、絶妙なバランスと張力感を備えています。フラットヘッド時よりベンドやヴィブラートも掛け易いのにコシが砕けない。力まずとも抜けて行くサウンド。
その状態とは、カメラで言えばピントがビシッ!と合った状態。ドラムで言えば、例えばスネアーの口径とディプス、そして張り具合が絶妙でスティックをスパッと下ろせば力まなくてもスコーンッ!と抜けてるジャストな状態、そんな感じです。1~4弦までナチュラルな音の繋がりは従来の設定からは得たくても得られませんでしたからね。

微妙なその設定も全ては弦の張力に対してヘッド面が負ける事無く踏ん張り、またその逆にヘッド面が弦の張力に勝ち過ぎない、正にバランスした時にだけに起こる振動循環反応を得る為です。

従来のフラットヘッドではどうしてもヘッド起きが起こり響きはデッドに成らざるを得ませんし、テンションピン無くしてはバランスが取り様が無く、実際には取り切れていないのが実情です。デッドポイントが出易いのもその影響のひとつです。
反対にナット部からガクッと角度が与えられたギブソン系に代表されるアングルドヘッドでは指向性だけが強くレンジが狭い傾向が出易いので一本調子なサウンドしか得にくい傾向があります。またスラップ/チョッパーにも不向きですね。そのいずれも理想的とは言えないと判断し、そこから生まれたのが
その双方のメリットだけを得られる様にしたのがtmpのスロープヘッド設定です。

とにかく、長らく求めていた設定出しが今回見事に完成出来ましたので、ギターの時と同じ様にtmp製の4弦ベースでしたら元のペグ穴を埋木し裏面には接ぎ木してのスロープヘッド設定に作り替える事が可能です。
たぶんコストは7万弱程度(ペグを写真と同じtmp仕様のゴトー製の軽量マグネシウム・タイプに変更を兼ねる場合は+¥15.000)で受け付けます。ご希望の方はメールにてお申し込み下さい。

またこれを機に手持ちのフェンダーorFJ製のJB/PBのフルチューンをお考えの方は是非とも今回完成させたSH設定化込みでのチューンナップをお申し込み下さい。
絶対に後悔はさせない自信がありますから。

今回の55B-4はスロープヘッドと針葉樹材ボディのサウンドを同時にチェック可能とする事を目的とした試奏器です。試奏希望の方はメールにて日程ご予約ください。

いや~、今日はもう雨降ってるし、仕事止め止め。スロープヘッド設定化完了記念の祝杯をあげよう。
(ノ^^)八(^^ )ノ



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P.S. 滋賀のHさんのレスポールのロッド修正ナット溝調整は本日朝一で終了し既に出荷済みで明日の夜にそちらに到着予定です。お待たせを致しました。