まとめ報告
6/6 今日のヨコハマは快晴と言っていいでしょう。塗装も出来ましたしね。ありがたい。
午前中は完成したTB-4/JJ-FLに港区のMさんが見えましたので直接の引き渡し。即ご満足頂けた様子でワタクシも嬉しく思います。
作業自体は茨城のMさん、ギタリストのSさん分のネック塗装と製作中のTELESA-AAの塗装進行です。
また4弦のスロープヘッドの試作ネックをマウントした55B-4/SS-JJのプロトも完成済みです。
この試奏器はスロープヘッド化した4弦のバランスや反応の仕方を確認頂ける様にするのと、針葉樹材のボディ仕様でのサウンドを確認出来る様にする為です。
結論的には試作1発目はまあまあ狙ったポイントが間違いでは無い事は確認出来ました。しかし、問題が無い訳では有りません。設計値そのままでネックを作っても実際には弦を張って張力負荷が架かる訳なので、その分ヘッド起きの平均値を予測し、その分を加算した数値設定で試作を作るのですが、何と今回の試作機ではネックヘッドが平然と張力に耐えてビクとも変化していないんです。
アレ?まったく負けてないなあ~ そんな感じです。
まあ、構造的な強さもSHはフラットヘッドより確実に勝りますし、燻煙もした上での試作でしたからヘッドが全く起きて来ない事も有り得る事なのですが、ちょっと予測以上に変動が起きていないので、想定したテンションよりヘッド角設定が強めの結果が出ちゃってるんです。
勿論この設定の方がフェンダーより好き!っておっしゃるプレイヤーもたぶん結構いらっしゃるでしょうが、当初に想定した張力感とは異なっているのは事実です。こーなるともう一度設定を変えて一から作り直すしかないです。
まあ2回目でジャスト設定が出せるなら開発としたら楽な試験ですからね。やるだけです。
100回やって最良の結論が出せるなら迷わず100回やればいいだけですからね。
それを、金が、リスクが、って言うくらいなら最高の楽器を作ろうとする事自体を止めちゃえばいいわけで。 1番を目指さない人間は2番にも3番にもなれないですから。
そう!そこのギター弾いてるアナタだって、そーでしょ?
もしアナタが仮にクラプトンの大ファンであるなら、その自分をクラプトンの演奏を聴いたとき以上に感動させるプレイを自分で出来る様にするのが目標で無くちゃ。特にプロを目指すならね。
仮に、ワタクシがギタリストで、どこまでやってもクラプトンやベックやその他諸々の著名プレイヤー同等かそれ以上に自分の演奏に自分自身が感動出来ないのであれば、ワタクシならプロを目指すのはあっさり諦めますね。生涯をプレイヤーとして家族を養いつつ送るのはそう簡単な話では無いからです。
どこかで見切りをつけるのも人生の重要な判断です。中途半端な決意からは中途半端な結論や結果しか出て来ないですから音楽を職業にするなら、まず自分を一番感動させてくれる奏者に自分自身が成ることです。自分自身が自らの演奏に感動出来ないのに自分の演奏に金を払えって、人に言えないでしょ。
本当の自分の実力、才能を客観的に判断し実際に自分にそれを成し得れるかどうか、そこまでの実力が無いのであれば、純粋に音楽を楽しむスタンスで音楽に接するべきで、音楽では自らの人生を支えるに足りずと、その辛い判断を行う勇気も社会人として必要だと思います。
自分なりに必至に打ち込んで出した結論が諦める事であったなら、自分の進むべき道は他に在る、と判断出来ます。それはそれで人として実に喜ぶべき事だとワタクシは思います。
あくまでワタクシの生き方考え方です。でも、皆さんの事、応援してますからね。(^ε^)
ワタクシにとっての皆さんへの誠意とは、この楽器製作の世界での最高レベルの技術者を目指して日々精進して期待に応えていく事に有ると信じています。

午前中は完成したTB-4/JJ-FLに港区のMさんが見えましたので直接の引き渡し。即ご満足頂けた様子でワタクシも嬉しく思います。
作業自体は茨城のMさん、ギタリストのSさん分のネック塗装と製作中のTELESA-AAの塗装進行です。
また4弦のスロープヘッドの試作ネックをマウントした55B-4/SS-JJのプロトも完成済みです。
この試奏器はスロープヘッド化した4弦のバランスや反応の仕方を確認頂ける様にするのと、針葉樹材のボディ仕様でのサウンドを確認出来る様にする為です。
結論的には試作1発目はまあまあ狙ったポイントが間違いでは無い事は確認出来ました。しかし、問題が無い訳では有りません。設計値そのままでネックを作っても実際には弦を張って張力負荷が架かる訳なので、その分ヘッド起きの平均値を予測し、その分を加算した数値設定で試作を作るのですが、何と今回の試作機ではネックヘッドが平然と張力に耐えてビクとも変化していないんです。
アレ?まったく負けてないなあ~ そんな感じです。
まあ、構造的な強さもSHはフラットヘッドより確実に勝りますし、燻煙もした上での試作でしたからヘッドが全く起きて来ない事も有り得る事なのですが、ちょっと予測以上に変動が起きていないので、想定したテンションよりヘッド角設定が強めの結果が出ちゃってるんです。
勿論この設定の方がフェンダーより好き!っておっしゃるプレイヤーもたぶん結構いらっしゃるでしょうが、当初に想定した張力感とは異なっているのは事実です。こーなるともう一度設定を変えて一から作り直すしかないです。
まあ2回目でジャスト設定が出せるなら開発としたら楽な試験ですからね。やるだけです。
100回やって最良の結論が出せるなら迷わず100回やればいいだけですからね。
それを、金が、リスクが、って言うくらいなら最高の楽器を作ろうとする事自体を止めちゃえばいいわけで。 1番を目指さない人間は2番にも3番にもなれないですから。
そう!そこのギター弾いてるアナタだって、そーでしょ?
もしアナタが仮にクラプトンの大ファンであるなら、その自分をクラプトンの演奏を聴いたとき以上に感動させるプレイを自分で出来る様にするのが目標で無くちゃ。特にプロを目指すならね。
仮に、ワタクシがギタリストで、どこまでやってもクラプトンやベックやその他諸々の著名プレイヤー同等かそれ以上に自分の演奏に自分自身が感動出来ないのであれば、ワタクシならプロを目指すのはあっさり諦めますね。生涯をプレイヤーとして家族を養いつつ送るのはそう簡単な話では無いからです。
どこかで見切りをつけるのも人生の重要な判断です。中途半端な決意からは中途半端な結論や結果しか出て来ないですから音楽を職業にするなら、まず自分を一番感動させてくれる奏者に自分自身が成ることです。自分自身が自らの演奏に感動出来ないのに自分の演奏に金を払えって、人に言えないでしょ。
本当の自分の実力、才能を客観的に判断し実際に自分にそれを成し得れるかどうか、そこまでの実力が無いのであれば、純粋に音楽を楽しむスタンスで音楽に接するべきで、音楽では自らの人生を支えるに足りずと、その辛い判断を行う勇気も社会人として必要だと思います。
自分なりに必至に打ち込んで出した結論が諦める事であったなら、自分の進むべき道は他に在る、と判断出来ます。それはそれで人として実に喜ぶべき事だとワタクシは思います。
あくまでワタクシの生き方考え方です。でも、皆さんの事、応援してますからね。(^ε^)
ワタクシにとっての皆さんへの誠意とは、この楽器製作の世界での最高レベルの技術者を目指して日々精進して期待に応えていく事に有ると信じています。
