まとめ報告 | tmpブログ

まとめ報告

3/10 ヨコハマ快晴。風も収まったので塗装作業日。

今日はカスタム品やチューン系の作業の塗装工程を進める事が出来ました。
カスタム製作中のTELESAやTB-4・FLはまだ下地段階です。

サンディング・シーラーって一度くらい耳にしたり雑誌で目にしたりした事があろうかと思いますが、それが下地塗装専用の塗料です。
ちなみに、塗装工程の中で全体作業を10としますと、塗装作業とは6~7割が下地作りなのです。
その上にカラ-リング層が吹き付けられ、それが最も薄い層ですが、更にその上の中塗り層、そして一番外側の仕上げコートで、それらで残りの3割の比率です。そう、塗装の基本は下地なんです。

塗装に於いて薄膜で仕上げる場合は主に下地コーティング層を薄めに仕上げる事になります。
現在進行中のTELESAもTB-4・FLの2本はもうすぐ下地コートが終了する段階です。この2本の素材には針葉樹材が用いられている関係で特に目痩せが大きく出ますのでいつもより下地作りに時間が掛かります。

もう一枚の写真はゼリコテと言う中南米原産の素材でして、響き方は縞黒檀によく似ています。国内の同種素材で言えば黒柿に該当します。但し、黒柿材の多くは高価な割に密度が粗く、音も粗野になる場合が多いので殆ど採用しないのですが、たまたま非常に高密度の中南米産の個体があります、という材木商さんから直接購入した物です。実際、ここまで密度の高い個体はかなり珍しいです。木目も非常に美しいですしね。

いずれTELESAのセミホロウ・モデルのトップ材にしようと考えています。

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