個別報告 ヨコハマのIさん & | tmpブログ

個別報告 ヨコハマのIさん &

10/21 本日のヨコハマは小雨がシトシト降り続いています。

写真は地元のIさんのtmp製カスタム・ストラト。本日無事にスロープヘッド化作業全てが終了致しましたのでご報告致します。受け取り希望日をご連絡下さいませ。 P.S. 一段と鳴ってますよ。(^ ^)ノ

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塗装も燻煙も思う様に進められない時には試作品の作業を進めています。
このウッドペッカーと言うコンセプト・ギターも、スロープヘッドネックでのフロート・ブリッジ系(チューン0系)設定のまとまりを確認する為の目的があります。ギブソン系とは仕込み角度は異なりますが、ボディに仕込み角を設けてのデタッチャブル方式の楽器です。

勿論こうした設定に似た様な楽器は以前から存在しますが、いずれも成功していないと判断しています。目的は主流の定番楽器達の存在を脅かすくらいの楽器としての設定完成度を求めています。まずはワタクシが惚れ込まないとね、意味ないんです。惚れ込める様なサウンドであるなら製作意欲も出て来ますしね。
ミュージシャンにとってそれがどうであるかは、その次の段階の話です。

とは言っても、それはこのウッドペッカーに関した話ではないですよ。この楽器に流用した設定によるサウンド全般のクオリティ・チェックの結果が重要なんだと言う事です。この様なコンパクトなサイズの楽器であっても従来には無かったダイナミクスやバランスや、レスポンス感など含めワタクシのイメージ通りのものが得られれば、通常設計の楽器に流用したなら確実に成功出来るからです。

この新たな基本設定が成功すれば、STELAやTELESAとは違ったキャラクターのギターの設計も考えています。まずは新たなサウンドの誕生を生みの親自身が楽しまなくちゃね。(^~^)
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