経過報告3名様 | tmpブログ

経過報告3名様

8/13 今日も蒸し蒸しの一日でした。

写真は現在進めているスロープヘッドネック製作及びSH化作業のネック達です。

手前左のラージヘッド・ネックは港区のMさんのカスタムオーダー・ストラト用、右はスロープヘッド化作業の生地加工を終了したばかりの滋賀のHさん分テレキャスター・ネック、奥の2本は福岡のOさんご依頼のスロープヘッド化ネック2本です。

塗装がなかなか出来ない為に思う様には進められませんが、それ以外は全て順調に進んでいます。

Mさんのラージヘッド・ネックは新たにデザインを起こしたもので、フェンダー製ラージヘッドと比較すると外周ラインが異なるだけでなく面積も一回り以上小さめの設定です。サイズ設定した面積に収まる様にデザイン処理を行った結果です。

設計はまず骨格から。デザイン優先では後で痛い目に遭います。デザインを先に起こすと失敗の元。
なぜなら楽器は工芸品ではないからです。形にさえ成ればOKじゃないってことです。サウンドが優れていなければ単なる工芸品でオシマイ。飾りに成ってるだけのギターなんてあまりにも可哀想ですからね。

楽器を眺めて楽しんでいる方はそれだけで満足なんでしょうけど、当の楽器にしたらさぞかし悲しいでしょう。工芸品と楽器の最大の違いを理解されてないとしたら、なんとアンバランスな関係でしょう。

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