蒸しますなあ〜 | tmpブログ

蒸しますなあ〜

6/12 ヨコハマ晴れてますが湿度が下がらず残念。塗装はNG。

写真は完成したセロギターの試作器とTELESA-EAのボディ生地。TELESA-EAはこのまま生地加工を進めて完成まで持ち込み、工房での試奏器とします。

セロギターは検証対象ですが、基本ワタクシのオモチャ。はっきり言いましておっそろしく弾くのが難しい楽器です。( ̄_ ̄ i) 
まあ、試作器ですから問題点はそのままですので余計に弾くのが大変です。と、同時にこの楽器の持つ可能性が感じられて楽しいですね。ギター自体のサウンドはフルアコのL-5に近いですね。
ボウイングする楽器ですから弦はフラットワウンドですしね。こんなちっちゃな楽器でなんでフルアコのサウンドが出て来るの?ってたぶん驚かれるはずです。
それにしても6本の弦を弓で弾くのって・・┐( ̄o ̄)┌  誰か頼むよ、弾きこなして。(〃∇〃)

実は30年以上も前の事ですが、この業界に入って初めて作ろうとしたのがこの楽器でしたから「ア~、こんな楽器を自分は作りたかったんだなあ」と、当時はイメージ先行で完成出来ませんでしたが今日やっとより具体的な形になって自分の前にあらためて現れたような感じです。

自分で作っておいてこんな言い方はおかしく感じるでしょうけど、ある種「自分は作らされてる」感じなんですね。この楽器が世に出たがっている、とも言えるのかな?よく分かりませんが、とにかく自分で作っていると言うよりも「作らされてる」感なんです。
それはセロギターだけじゃなくてTELESA-EAも同じですね。まるで「生まれたがっている」みたいな感じなんです。 たぶん「自分で作りたい」程度じゃ完成させるのは無理なんだと思いますね。
出るべくして出ていくものを作る、って感じかな。そんな理屈じゃない部分があるって感じています。

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