先週末は名フィルの定期演奏会。
コロナ禍で延期になっていたハインツ・ホリガー指揮・演奏によるフランス・プロでした。
冒頭「クープランの墓」のオーボエ(客演・神農さん)の音色に魅了されました。
ボリューミーなプログラムでしたが、前半の印象はこれに尽きます。
「神聖な舞曲と世俗的な舞曲」のハープ・吉野直子さんの音色にはもう、ため息。
そして最後のドビュッシー「海」の管弦楽の妙味にただただ聴き入りました。
とても強弱の幅が広い曲ですが、大編成オケの使い方が興味深い。
かつてどハマりしたドビュッシーの作品を良席で堪能できて、大満足です。
とてもそんな風には見えなかった。
ドビュッシーメインだとチケットは売れないのかな?
空席が目立っていて、もったいなかったなぁ。