みなさまメリークリスマスです。
今日という日をどのように過ごしておられますでしょうか?

私は終バスまで仕事でしたが、とっても幸せな気持ちの一日でした。
久しぶりなのです、このように心が晴れるのは。

NYから帰ってすでに1ヶ月が経とうとしているにもかかわらず、まだ睡眠時間をコントロール出来ずにおり、だいたいお肌に悪い時間まで眠りません。
目覚めはだいたい悪夢です。

もうウンザリだと思ってお世話になっている尼さんに、変な夢ばかり見て苦しいと電話しちゃいました。そうしたら「冬至過ぎたから大丈夫」といわれたのですが、実際そうでした。

私は時折、特定の事柄にひどく執着します。
頭から離れなくて苦しみます。忘れたいのに夢に出てきて、頭がおかしくなりそうだと感じます。
それなのに、嬉しげにその話題について話したがる友人に会ってしまって、心が干涸びました。もうその人には二度と会わないと決心しました。
腕力で力尽くで何かを掴もうとしているような、強烈なエゴを感じると、それが自分のものでも他人のものでも、孤独でさみしくなります。

そこから離れるだけで、とても幸せを感じられることを知っています。
なのに離れるのがすごく難しい。

今日はおかげさまで離れることができた。私を心からリラックスさせてくれた友人・同僚とヨガのおかげです。

思えば、私はこれまで多くのもの・こと・人を恐れていました。
今も怖いことはたくさんある。
きっとこの先も恐れがなくなることはないのでしょう。

それは知ってるのだけど、それでも、束の間でも執着を手放せたとき、
ギューッとグーにしていた掌を開いて、手の力をふわっと抜き、その掌が温かくて柔らかいと感じることができたとき、至福の気持ちがやってきます。

私はまだ自分を肯定しようとすると誰かを否定しなければ成立しないと感じる場面があります。これは通過点なのでしょう。

この先は、誰も否定することなく、自分をたっぷり愛して肯定して、同じくらいたっぷり他の人を愛して肯定できたら良いなと思います。

強い人も弱い人も、威圧的な人も臆病な人も、笑う人も怒る人も悲しむ人も、自信過剰な人も自己評価が低い人も、尽くす人も尽くされる人も、みんながいて、いろいろ感じさせてくれるから人生が豊かになる。

先日、JRの駅員さんが車椅子の乗客に対してとても誠実な接客をしている姿を見て感銘を受けた時に私が感じたあの無条件の肯定感を、毎日毎日できるだけ長い時間感じていたいです。

今日もありがとうございます。