今朝スッキリ目覚めた後、友達に御礼のメールをしたら、ある本を紹介してくれました。『The Answers』です。kindle版があったので、すぐに読めました。
とてもいい本でした。
読みながら、ハッと気付きました。
そもそも私はなんで彼と縁を切るんだ?その目的はなに?ということです。
それは、彼と縁を切らないと、また前の自分に戻っちゃうんじゃないかと怖くなったから。
結婚観が合わないと分かっている彼と、またズルズル付き合って、家族が欲しい私がしんどくなるのが怖いから。
そうなのです。「恐れ」が原動力だったんです。
これは間違ってる。これは私の哲学に反しています。
例えば、集団的自衛権も安保法制も、それ自体に問題は無いけど、中国の脅威への恐れが原動力だから良くない気がします。現状では無理な訳ですけど、中国と集団的自衛権の相互約束を目指すほうが健康的だと思います。お互いの不信感がヒステリー状態にならないようにしなきゃいけないと常々思っています。
なのに私としたことが、安倍政権並みのタカ派的かつ右脳的な行動に出ていました。
そんなことしても苦しいだけなのに。不安や恐れは私の中にあるのに、人との縁を切っても意味ないです。
私はすっかり別れる前のマインドに戻っていました。2月に起きた様々な気付きから離れて、彼を否定することで次に進もうとしていました。彼を否定することは自分を否定することでもありました。だからしんどかった。
このままだと5年前にNYに出発する前の私と同じだと思いました。彼氏と別れ、師匠と決別し、親友とも心が離れていたあの時期、私は生命力が全然なかった。そう気付きながらヨガに行ったら、昨日と違ってました。彼との別れに心を持って行かれていた昨日だったけど、今日は自分と再会した感じがします。身体の中がキラキラです。
そして、そう気付いたら、彼にお詫びして訂正したくなり、電話しました。
で、「ごめん。間違えた。」と伝えました。
そしたら、連絡を全然取らないよりも取ったほうがいいと思っていた彼は、いいよと言いました。私から縁切ろうと言ったくせに…という気持ちも2%ほどあるそうですが、とりあえず明日会うことにしました。
今は面と向かって笑いながら「こんな結婚観の合わない人とは絶対無理」と言える気がします。