最近「私には条件付きの愛情しかもらえない」という思い込みがあることが分かりました。
このことに気付くと、自分の人生を振り返って、合点がいくことが多くあります。
私にも無条件の愛を与えてくれる人がいて、それはおばあちゃんだということ。おばあちゃんのことがどうにもこうにも大好きなのは、そういう理由だと思います。
私の母も、同じように条件付きの愛情の思い込みを持っているということ。母は、子供達がいつ父親に見捨てられるかと怯えており、その怯えを幼少の私に吐露していました。
母は私に無条件の愛情を注いでくれていたかもしれませんが、同時に私から私が望まないものを引き出してきました。彼女自身を支えるために。
犠牲って美談になりますが、本人が嫌がっている場合にはまったく美しくないですね。他の人から見ると犠牲でも本人にとってはそれが生きる喜びである場合のみ、美しい話なんだと思います。
だから、私はもう自分を何かの犠牲にしないことに決めます。正確には、私は犠牲にされているとか、奪われていると感じることをしないです。そして、自分が望むことかどうかちゃんと感じれるように意識したいです。
この気付きは母にももたらされるべきなんじゃないかと思ってしまいますが、それは彼女の問題なので、私がおせっかいすることではないのだと思います。