昨夜、錯乱してしまいました。今回は、そんな新しい自分と出会ってしまった話です。

就寝直前のことでした。もう疲れてしまって、夕飯の片付けも明日の朝ごはんの準備もしたくないという状況。

いつもならそのままベッドに入ってぬくぬく寝るわけですが、違ったのは彼氏が来ていて、明朝食べるご飯を炊いていなかったこと。

ここのところ忙しくて、心はカサカサ、お部屋はぐちゃぐちゃ。一つ前の記事のとおり前夜眠れずかなり寝不足でした。

でも今日は、前から彼氏と鍋をすることになっていました。なので、買い物して夕飯の支度をしました。仕事が終わってやってきた彼は、部屋が汚い、それでも女かと言いながら、部屋を片付けてくれました。

美味しく食べた後、あっという間に12時になり、彼は雑誌だか携帯だかに夢中で、私はうとうとし始めました。もう動きたくないのに、明朝食べるご飯の用意をしていないことが気になって、私はいらいらし始めました。

彼は私が作る朝ごはんが大好きです。彼は私の味噌汁が彼の母のものよりも美味しいと言ってくれます。

だけど、昨夜はとにかく疲れていて、しかも最近寝起きの頭痛が辛いので、彼のためにいつもより2時間も早く起きて朝ごはんを作ることがものすごい負担に感じました。

そして、ここからが私のチッタ・ヴィリッティちゃんの始まりですが、朝ごはんを作らないと、テレビでよくある街頭インタビューでサラリーマンが「仕事を頑張って帰ってきてもうちの嫁はご飯も作ってくれない」という”俺ってかわいそう”と言っているイメージと今の状況が重なって、疲れてるのにご飯作らないと責められるような感じがしてしんどかったです。

「朝ごはんを作りたくない」と彼に言ったら、朝ごはんを作らなくていいとは言いません。「もうご飯を炊けないなら、お味噌汁とオムレツだけでいいよ、コンビニでおにぎり買うから。」と言いました。たぶん、すごく朝ごはんを作ってほしかったんだと思います。

でも、私はどうしても早起きしたくなくて、「じゃあ朝ごはん用意して寝るから、明日自分で温めて食べて」と言い、洗いものを始めたら、急に左側の頭がしびれてきて、何だか我慢できなくて、叫びながら錯乱状態になり、大泣きを始めました。

そうしたら彼は「とにかく寝よう。疲れすぎてるんじゃない?明日起きて考えよう」と言い、やっぱり彼は作らなくていいと言いませんでした。私は寝ました。

今朝、彼は起きて仕事に行き、私も目は覚めたし彼と話したけど、朝ごはんは作りませんでした。

そして、長いメールを彼に送りました。

ご飯を作ってありがとうって言ってほしいってこと、雑誌や携帯に夢中になってもいいけど、私が何か言ったら無視しないでほしいこと、私の価値を下げるような言葉は心が枯れるので言わないでほしいこと、部屋を片付けてくれて感謝してること、チョコ買ってくれて嬉しかったこと…。

まだまだ整理できてないけど、私にとって意味がある出来事のような気がします。