いつ頃からなのか分からないけど、私はとてもじゃないが良いとは言えない状態にある。

朝起きられないし、基本無気力で、集中力がまるでない。かろうじてヨガは続けているけど、瞑想は全然やってないし、まったくもって自分に寄り添えてない。

食べ過ぎて不快な状態と食べないで貧血気味とを行ったり来たりして、気付けば体重はマックスである。自分にとってのちょうどいい状態がよく分からない。

自分の仕事に納得していない。自分が誰の役にも立たない無用な存在だと感じており、それを暴露されることに怯えて誤魔化すように働いている。そして、サボることばかり考えている。やりたいこととやらなきゃいけないことが噛み合わない。いやむしろ、やりたいことから逃げている。

友達はいないと感じている。好きな人は男女問わずいるけれど、それは先方が愛すべき存在だからであって、私との相性がいいからではない。あるいは、誰かと一緒に時間を過ごしながら、私は自分の時間を差し出して何か大切なものを冒されているような気持ちになることがある。

2年前、毎日30分ずつ瞑想していた頃は、今よりもずっと自分自身と仲良しで居られた。あの時は、導かれるままに身を委ねていれば、私に必要なものが必要なだけ与えられると信じていた。いろんなものがちょうどよくて、自分がこの世に存在することを許容していられた。

今もその状態に戻りたいと模索しているけれど、まるでプログラミングのように、根本的なところで何かが間違っていて、その間違いに気が付けない限り全体が正常化されないような気がしている。

パフォーマンスがいい時の自分を知ったことで、今の自分に同じ状態を求め続けて、その状態にない自分に失望し続けている。

何が足りないのだろう。どうしたら雑音が止まるのだろう。なぜじっとしてられないのだろう。どうやったら瞑想が気持ちよく感じられるのだろう。

きっと自分への要求を少し下げて、力を抜けばいいんだ。自分を許して、自分を受け入れて。私はこのままでいいのだ。何度もそう思った。でも、結局弱い自分を甘やかす言い訳になっていて、サボるは暴飲暴食するはで、自分を信頼できなくなっている。どんどん不安になっている。

もう止めよう。自分を誤魔化すのは。いい状態にあるふりをするのは。これが私の現実なのだ。
私は弱い。そして弱いままで生きようとすると、人生は結局のところ辛くてしんどい。

この事実を受け入れることが、再出発の出発点なのかもしれない。