オリンピックの影響もあるのか,結果を出せる人と出せない人,或いは,結果を出せる時と出せない時があるなーということを考えています.「いいところまでいってるのに,なんで?実力は十分備わってるのに…」という状態って,よくある気がしませんか?

すごく頑張ってるのに,結果を出せない時って,どういう時なんだろう?

この問いに対する今のところの答えは,頑張りすぎてて痛々しい時です.息を止めて無理して我慢して走ってるような時って,自分のことも周りのことも見えない気がします.

もちろんそういう時があってもいいと思います.でも,そこを通過した後じゃないと女神様は振り向いてくれないんじゃないかな.

夢に向かって頑張っていたある友達がいい話をしてくれました.
自分は夢に向かってひたすら努力したけど,結果が出せなかったので,その道を諦めることにした.できること全部頑張ったからとてもすっきりして,頑張った自分を褒めたいと思った.むしろ,諦めてとてもよかったのは,毎日が素晴らしい,自分は幸せだと感じられるようになったこと.夢を目指していた時は,盲目的にひたすら頑張っていて,何かを感じる余裕がなく,夢に向かっていることを楽しめなくなっていた.今は自分の周りの世界が色彩を取り戻したように感じる.

私はこの友達の話を聞いて,今こそ夢が叶う時なんじゃないかなーって思いました.

無呼吸でがむしゃらに頑張る時期が終わって,やっと肩の力が抜けた時.

ゆっくり呼吸をして,周りを見渡せる余裕が出来た時.

そういう状態って,とってもいいなあと思います.