「どうして、人間は死ぬの?」
「おばあちゃんが、死ぬこと考えると寝れない」
「このまま寝ると、このまま目が覚めないんじゃないかって寝れない」
「2号はいいな~。なんも考えず寝ることができて・・・」
「ぼくもこの前まではそうだったのに・・・」
「こわくて寝れないことがあるよ・・・」
1号がつぶやく。
「お母さんも、中学ぐらいのとき、そんなこと考えて、こわくて寝れないことあったよ・・・」
「きっと、お父さんもそうだ」
「みんな通る道みたいなもの」
「1号は、大人になってるんだよ」
「大丈夫」
しゃべり終わる前に寝息が聞こえた。
大人の階段上るってこわいんだ。
話したら、落ち着く。
なんでも、聞いてあげるよ・・・
なんでも、言ってごらん・・・
言葉と一緒に吐き出すと、不思議と不安も消えていく・・・