病院内にいるにもかかわらず、
突然、私のスマホに病院から着信がありました。




「後ほど先生から詳しく説明がありますが、
できれば今日このまま、詳しい検査のために別の病院を受診していただきたいです」




「紹介先は、ご自宅近くの〇〇病院でよろしいでしょうか?」

住所から近くの病院を探してくださっていました。

あまりにも突然のことで、

「はい……」

としか答えることができませんでした。




しばらくして診察室に呼ばれ、

先生から詳しい説明を受けました。




「hCGの値が10,000以上あり、
この病院では正確な数値は測定不能です」

「流産はしているのですが、
体の中ではまだ妊娠中のような反応が出ています」




絨毛性疾患や子宮外妊娠の可能性も

完全には否定できないと説明を受けました。




「早めに紹介先の病院で、詳しい検査を受けてください」

「土日をまたがないほうがいいので、
できれば今日、このまま受診できますか?」




頭の中では、いろいろな言葉がぐるぐるしていました。

何も症状がないのにそんな大変なことなんだと

思っていました。



その時の私は詳しく質問する余裕もなく、

「わかりました」

と答えることしかできませんでした。





「先ほどお伺いした〇〇病院ですが、
今日は受け入れが難しいようなので、

別の病院をご紹介します」




そう言われ、
急遽、職場の近くにある総合病院に
紹介状を書いていただくことになりました。