ブラック・ネオ・パンドラの部屋-20110614-00000018-ykf-000-1-view.jpg

全治1カ月の重傷を負った「ぴゅあふる」の綾川小麦(手前右)と捻挫した藤崎麻美(同左)(写真:夕刊フジ)


AKB48のような活躍を夢見るアイドルユニットが、雨後のタケノコのごとく続々とデビューを飾っている。そんな予備軍の1組が悲惨な事故に遭った。

テレビ東京は13日、深夜の音楽番組「月刊MelodiX!」の収録中に、ゲスト出演した5人組アイドルグループ「ぴゅあふる」のメンバー、綾川小麦(19)が座骨骨折などで全治1カ月の重傷、藤崎麻美(21)が捻挫で1週間の安静を要するケガを負ったことを発表した。

同局や所属事務所によると、12日の収録で「ぐるぐるチョコバット対決」というゲーム中にバランスを崩した綾川が、他のメンバーと一緒に照明用の深さ約1メートルのホリゾント(溝)に転落したという。

テレビ東京は「再発防止に向け、あらためて安全管理の周知徹底を図りたい」としているが、スタジオはどんな状況だったのか。

「もとはひな壇があった場所が、次の段取りのために片付けられ、溝のまわりにバリケードがなかった。溝の下には照明があり、マットなども無かった」(番組関係者)

あまりにずさんな安全管理だったと言わざるを得ないだろう。

芸能界で今も語り継がれているのが、当時タレントだった八代英太元参院議員(74)の事故だ。1973年6月3日、愛知県刈谷市の市民会館で行われた畠山みどり歌謡ショーの司会で登場した八代は、舞台下に転落して脊髄を損傷する重傷を負い、以後車椅子の生活を送っている。

「スタジオや舞台での落下事故は、注意しても、しすぎることはない」(放送作家)と言われているのだが…。

「ぴゅあふる」は、都内で月に10本の公演をこなし、“アイドルで初めて客席にダイブする”など独自の演出で、インディーズ界では人気が上昇中だった。今後の活動について所属事務所では、「テレ東さんには誠意ある対応をしていただいてますが、活動はしばらく休止せざるをえません。当人たちは出演をとても楽しみにして前日もシミュレーションをしっかりやっていた。AKBで言えば前田敦子さん、大島優子さんにあたる“センター”の2人がケガをしてしまいましたから…」と困惑している。

番組収録では、お笑い芸人のケガが多いが、アイドルも体を張って勝負する時代なのか。


※この記事の著作権は「夕刊フジ」か配信元に帰属します。