14時から繁昌亭での昼寄席に行ってきました。
日差しはじりじりと暑く💦…まさに「ザ・夏」という感じでした。
座席指定制で良かったぁ〜😅
この炎天下で15分とか30分とか待っていたら…救急車🚑来てるわ。

さてさて、指定の座席に着席💺
携帯電話📱の電源オフをすると、出囃子がなって…いよいよ、幕が上がります!

まずは、入門丸3年の初々しい47歳の若手!
期待のホープ、桂りょうばさんです。
マクラの入りやテンポと間が、枝雀師匠そっくり☺️…ネタは「子ほめ」でした。ネタに入ると、先ほどまでの口調とはまた違ってリズミカルな聴き心地の良い語り口で、笑っちゃいました!

続いて、笑顔がキュートで、声が独特の桂三語さん。声が…出川哲朗さんと哀川翔さんを足して3で割ったような感じと思うのは、私だけかしら?
ネタは、師匠の作品「青い瞳の会長さん」。
どんな町内会やねん!と思いながら、ちょこちょこ挟む小ネタ?に笑いの連続でした。

そして…林家うさぎさん。
名前だけ見て…女性だと思っていました。
が…男性でしたΣ੧(❛□❛✿)
声にハリがあって、ステキな落語家さんです。
ネタは「腕食い」。このネタは、数年前に別の方のを拝聴したことがありましたが、テンポも良く聴きやすかったです。サゲは、ちょっと、ニヤっとしてしまいます。

ここで、色物。
今回は、東京からお二人。二重丸というコンビ名。太神楽を披露してくださりました。
結構好きです。海外でも似たようなパフォーマンスを観ることありますが、傘☂️の上で、語呂合わせになっているいろんな物を回すのは、日本だけなのかもしれない。見ていると、幸せな気分になります!

続いて、立花家千橘さん。
ネタは「豆屋」。
色んな「◯◯売り」の売り声を延々とやって、独特の世界観で表現していました。
もう…何があってもやり切る感が可笑しすぎて、
笑っちゃいました。今どきの若手でもそんな舞台度胸は無いだろうという振る舞いに感動しました。

で…仲入り。

開けて、桂春団治さん。
ネタは「もう半分」。
人の業と良心と親心が話の中でスムーズに展開される聞き応えのあるネタでした。
人間、やっぱり正直が一番ですね。
にしても、春団治さんは、色っぽいなぁ。
カッコいい紳士って感じで、ため息が出てしまいます。いつか…「お七」や「たちぎれ」を掛けてほしいなぁと。

そして…桂三幸さん。
毎度、思うのですが…出囃子に合わせて出てくる時が、一番キリッとしていて「カッコいいな」と思います。
ネタは、毎度お馴染み「空みなよ」。何度目だろう?今回、ちょっと面白かったのが…近くの席の方が…小声で…「この音楽は、あそこの駅やな!」「違うで、あそこやで!」と謎解きを落語の展開に合わせて推理していて、「話に参加して、一緒に考えてるぅ〜」って、思ったら…めっちゃ、面白かったです。人それぞれ、色んな見方があるのだなぁ。

トリは、桂文太さん。
ネタは「松島心中」。
春団治さんにプレッシャーをかけられてのトリ。
このネタは、コントの基本が入っているような話で、その情景が目に浮かび、面白かったです。
これ…お芝居の舞台で観てみたいですね。
溺れてるって思ったら…ってところが、たまらず、笑っちゃいました。

最後、送り出しで演者さんたちが笑顔で見送って下さいました。
楽しい時間でした。
次は、どんな落語に出会えるか楽しみです。