昨晩は、会社の帰りに銭湯へ。
夜は、かなり冷え込みブルブル震える身体と心を温めに銭湯の落語会へ。
到着して、戸を開けると…数人の先客がいらっしゃいました。
その後も続々とお客さんが集まって…20時になって、いざ!スタート。

まずは、本日の演者…桂三幸さん、桂あおばさん、桂三実さんの三人によるフリートーク。この三人、なんとなく…兄弟みたいです(≧∇≦)
一見、まじめで一番の常識人と思えるのが長男?桂三幸さん!でも、実は素が天然!
何もかもが規格外で、予想外、想定外のトークをしそうに見える次男?桂あおばさん!でも、実は天然ではない!
一番可愛らしい印象の桂三実さん!でも、実はこの三人の中では、一番冷静!

そんな三人会話が噛み合っているのか合っていないのかわからないトークを繰り広げて…まずは、三実さんからかな?と思っていると…あおばさんが、突如「三題噺、やります!」と。お客さんから、お題を集めて…「できた!」と勢いよく声をあげると、お着替えに。

しばらく、三幸さんと三実さんとで話を繋いで…三幸さんの飛道具から流れる出囃子にのって、あおばさんが登場。

あおばさんが仕上げた三題噺は、何故か三幸さんが、主役のお話。三幸さんが、紅白に出場することが決まって…ボイトレに通うという謎の展開。話の運びや展開の仕方に四苦八苦する様子が、ざこば師匠に似ていてホッコリしました。
あおばさん、将来…ざこば師匠のようになるかもね。

続いて、三実さんの登場。
師匠の作品、「鯛」を熱演。
三実さんは、ギンギロはんのような凄みは無いけれど、新入りのロクのような若々しさがあって、可愛らしい印象の落語になっていました。
三実さんの落語を聴きながら、ファインディング・ニモを読み聞かせで聴いてみたいなぁと、思いました。

そして、トリは…いつになく落ち着きのない桂三幸さん!
まずは、R1のネタ。
ラーメン屋さんの行列になっているお客さんにストーリート・ミュージシャンが歌を聞かせているところへ、その店の店主が出てきて…店主の掛け合い…店主しか喋っていないのにミュージシャンの声や行列に並ぶお客さんの笑い声が聴こえてきそうで楽しかったです。さらに、もうひとつドラフトのネタを…ツッコミが面白いですね。そして、いよいよ…。
これまた、師匠の作品。
「涙をこらえてカラオケを」でした。
とても、賑やかなお葬式の一場面。
こんなお葬式があっても良いかもと思ってしまいます。
私の場合は…「涙をこらえて落語を」になるかな?桂三幸さんに私の葬式で落語をやってくれないかなぁ~(*´∀`)

心がホッコリ温まる落語会でした。
次は、どんな落語に出会えるかな?
楽しみです。