『あの日』終わりの時3 | kurichiのブログ

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改めてよろしくお願いします
東方神起にはまって5年目のまだまだ新米ペンです❗
拙い 妄想話を 書かせていただいてます。
よかったら チラッと 覗いてやってください。




「………嘘だろ?」

綺麗に片づけられた部屋には チャンミンの荷物は何もなかった

いつも一緒に眠っていたひと組の布団と
丁寧に畳まれた 俺の衣服
そして
テーブルの上に 1通の手紙

ーユンホさん
突然あなたの元からいなくなる事を許してください。
短い間でしたけど 僕は幸せでした。
ユンホさんと出会い 
ユンホさんと心通じ合い
ユンホさんと暮らし
この1年が 僕の人生で1番幸せな時でした。
僕を愛してくれた あなたに 本当に感謝しています。
ありがとうございました。
ユンホさん
あなたは あなたが本来いるべき場所に戻ってください。
僕なんかの為に 我慢なんかしないでください。
僕は もう見る事は出来ないけれど 必ず夢を叶えてくださいね。
ユンホさん
これだけは忘れないで。
あなたを 誰よりも愛しています。
さようならー


「…!!…チャンミンっ!!!」
泣きながら書いたのだろう
文字を ところどころ滲んでいた


「……彼の気持ちをわかってやれ」
放心状態の俺の肩に手をおき
そう言う兄ソンリョン
「………兄さん…」
「……彼が1番辛いと思う…でも お前のためらいだって思って別れる事を選んだんだよ」
「………………」
「……夢 あるんだろ? 彼の為にも 叶えるべきだ…俺も協力する」
「…………チャンミンと一緒に叶えるつもりだったのに……ずっと一緒にいてくれって言ったのに」
「……ユンホ」
しばらく現実を受けとめられなかった
声を上げて泣くなんて
兄の前で泣くなんて
初めてだったかも知れない

チャンミン
チャンミン

「……ユンホ 悪かった チャンミンに頼まれていたんだ…お兄さんに連絡したのも俺の家からだったんだ…」
「……親方」
「……辛そうだった…でも『あの人の為ですから…僕は 大丈夫です…ユンホさんが もっともっと輝く為なら…』って」
「………チャンミンは  どこに行くって?」
親方は首を振り
「…それは聞いていない…」
「………そうですか」
「…ユンホ…聞かない方がいい事もある…だがな?チャンミンは きっとお前の事を どこからでも 見守っていると思う…だから…お前も それを糧に頑張れ」
「……………お世話になりました」


そして 
俺は 兄に連れられ 都会に戻った

秘かにチャンミンを探したけれど

見つからないまま 時は無常に流れていった


画像 お借りしました。


☆嫁さんの実家での2泊3日の『息抜き』も 今日で終わります。
今 嫁さんは持病の診察の為に病院に行っています。
このお話を更新する頃に戻ってくると思います。
それから 少し休憩してから
帰宅しようと思います。

不安定な天気が続きますが
ゲリラ豪雨に 気をつけてくださいね。

では 今日1日が みなさんにとって よい1日でありますように。