『あの日』共に過ごす日々2 | kurichiのブログ

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改めてよろしくお願いします
東方神起にはまって5年目のまだまだ新米ペンです❗
拙い 妄想話を 書かせていただいてます。
よかったら チラッと 覗いてやってください。




チャンミンと暮らしはじめて3か月ほどたった頃
「…ユンホさんはいらっしゃるかしら?」
店に ヘリョンが 訪ねて来たんだ

「……ヘリョンさん…」
「…ユンホさん…やっとお会いできましたわ」
「……何か ご用ですか?」
「…冷たいのね?…用がなければ お訪ねしてはいけませんか?」
「…………手短にお願いします…俺も暇ではありませんので」
奥のテーブル席に ヘリョンを通し 部下に コーヒーを運ばせた
「…ありがとう…忙しいのに悪いね?」

ヘリョンは 店をぐるりと見渡して
「…あの時は 立食スタイルだったから 気づきませんでしたけれど…そんなに広いお店ではないのですね?」
「……これくらいの広さの方が スタッフの目が届きやすくていいんです…お客様も ゆったり食事していただけるし」
「……えらく このお店に拘っていらっしゃるのね? お店の近くに 引っ越しなさるくらいに」
「………どういう意味ですか?」
……と言うか
何故 俺が家を出た事を知っているんだ?

「…会長さんに お聞きしましたの『ユンホが ひとり暮らしをはじめた』と…『男のひとり暮らしだから 何かと行き届かないと思うから 1度訪ねてみてくれないか?』と おっしゃっておられましたのよ?」
「………けっこうです…あなたに 来ていただく理由がありませんから」
「…そんなに遠慮なさらないで? こう見えて お料理とか得意ですのよ?…ユンホさんは 何がお好きですの? やはり お仕事柄 味には煩いのかしら?」
……イラッ……
「……来ていただかなくてけっこうだと言っていますよね? しつこい方は苦手ですので…用がなければ お帰りください」
「…!!?…まっ!!!! わ、私が 料理を作ってさしあげると言っているのよ!!? 有難いと思っても こ、断るなんて!!!」
「…お帰りください!!!!」
「…!!!…」

拒絶されるとは思っていなかったのだろうか?
ヘリョンは
「…私に恥をかかせて!!! 許さないからっ!!!」
そう言って かつかつとヒールを鳴らして 店を出ていった

「………すごい女性ですね?」
「…💨…1番苦手なタイプだ…出来れば 関わりたくない💨」
「……でも ああいう人は しつこいですよ? 多分 近いうちに また来ますね…」
「…その度に追い払うしかないな…まぁマンションまでは 来ないだろうけど…」
「……チャンミン君との事がわかったら 厄介ですからね…」
「……そうだな」

しばらくは 気をつけなければいけないな
チャンミンに 危害を加えるかも知れないから

俺は 休憩室にチャンミンを呼び
事情を説明して 
「……しばらくは一緒に帰るのは控えよう? 俺達の事を知っているスタッフの誰かに 送らせる…俺も 時間差で帰るようにするから」
「……わ、わかりました…」
不安そうに 顔を曇らせるチャンミンに
「…大丈夫…君の事は 彼女は知らないから…それに もし知られても 絶対に俺が守る…だから そんな顔をしないでくれ?」
「…ユンホさん…」
「……俺を信じて…」
「………はい」


だが
ヘリョンが 俺達の事を知るのは
予想以上に 早かったんだ



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