繋がる心。 | kurichiのブログ

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改めてよろしくお願いします
東方神起にはまって5年目のまだまだ新米ペンです❗
拙い 妄想話を 書かせていただいてます。
よかったら チラッと 覗いてやってください。




……チャンミンを頼む……

そう言われて お父さんから手を握られた時
その温かさに 記憶の遙か彼方に追いやった『親』を思い出したんだ

思い出したと言っても 物心つくかつかないかって年齢だったから 顔すら覚えていないけれど その僅かな記憶の中にあった温もりと同じだった
その時思ったんだ
……俺にも 親に『愛された』時があったんだって
思い出せないけれど 確かにあったんだって


「……ユノ……」
気がついたら チャンミンがタオルで涙を拭いてくれていた
「…あ、お、俺…!…みっともなっ!!…お前の事 笑えないな?」
「……誰もあんたの事 笑ったりしないよ」
ご両親も 頷いている
「………俺さぁ~? お父さんの手の温もりでさぁ~? 遠い遠い昔…もう顔も忘れたけど…実親にさぁ~? こんな温もりを感じた時があったなぁ~……って思い出したんだ…そうしたら 何だか 泣けてきたんだ」
「…っ!!!」

恨んだ事なんてなかった
育った施設内で 嫌な思いなんか したことなかったし 
まぁ確かに 衣食住で不自由はあったかも知れないけれど
それが当たり前だと思って過ごしていた
何よりも この世に産みだしてくれた実親に 今となっては 感謝しているくらいだ
だって そのおかげで チャンミンと言う 素敵なパートナーと…『お父さんお母さん』と呼べる人達と出逢えたんだから

「……そろそろお暇しなければならないね?」
「…あ~…そうね? すっかり暗くなってしまったわね?」
「え? ホテルかどこかに泊まられるのですか?」
「…まだ予約はしていないんだけど…まぁ どこかのビジネスホテルには泊まれるだろう」
俺は チャンミンに目配せした
気づいた彼は 一瞬眉をひそめたけど
『やれやれ💨』
って顔をして
「……ここに泊まれば?」
ってご両親に言ってくれた
「…いや でも…」
躊躇するご両親に
「…お父さんお母さん…お嫌でなかったら 是非!!」

そうして
ご両親は マンションに泊まる事になった

画像 お借りしました。


☆今日は休みです。
朝業務終わったら その足で 買い出しに行きました。
ですので 更新が遅くなってしまいました。
すみませんm(_ _)mm(_ _)m