世界で一番…101… | kurichiのブログ

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改めてよろしくお願いします
東方神起にはまって5年目のまだまだ新米ペンです❗
拙い 妄想話を 書かせていただいてます。
よかったら チラッと 覗いてやってください。


「…お世話になりました」
「ありがとうございました…また 是非お越しくださいませ」
「…ありがとうございます」

レンタカーを 玄関前に つけて貰い
荷物を トランクに詰め込む
「…チャンミナ?…お前 運転するか?」
「…ヒョンがして?」
「……そうか?」「…うん」

朝起きてから ずっと元気のない弟
…その理由は
朝食に出かける前に かかってきた ジヒョンさんからの電話のせいだと思う
『お帰りになる時間が わかれば おばさまのお家で お待ちしています』
……そう言われて 断るわけにはいかない
『婚約者』なのだから

でも 弟には それが 俺達の『蜜月』の 終わりを 告げられるように 感じたのかも知れない
頭では わかっていても 心が 受け入れられないのだろう


「…チャンミナ…お前の20歳の誕生日に また あのホテルを予約したから…」
「…!!…え!?」

チェックアウトの時
弟には わからないように 今回 宿泊した 同じ部屋を 予約しておいた

「…ヒョン!…」
「…お前の 記念すべき日だからな?…『兄弟』2人っきりで 過ごしたいと思ってさ…」
「…!!…あ、ありがとう‼️…ヒョン!…」
涙ぐむ弟の 手を握り
「……忘れるな? ヒョンの1番大事な人は チャンミナ…お前なんだって事」
「…!!…う、うん!!」
「……結婚したって…心は お前だけのものだからな? 死ぬまで それは変わらない」
「…ぼ、僕も!!…たとえ 将来 結婚したとしても‼️…心は ヒョンだけだから‼️…僕が 愛してるのは ヒョンだけ!!」
「…俺もだよ…チャンミナ…」

世間を 偽らなければならない関係

でも それが 余計に 俺達を 燃え上がらせたのかも知れない


ジヒョンさんには当然だが
伯母達にも 気づかれないようにしなければならない
みんなの前では 今までどおり 『兄弟』として 振る舞い
2人っきりになると
『恋人』として 燃え上がり

いつか 終わりがくると わかっていても
俺達は 止められなかったんだ