フロントで この辺りのおすすめスポットを聞いて 散歩に行く事にした
「ヒョン!! かき氷だって‼️ ねぇ!!? 歩きながら 食べよう⁉️」
「……お前……まだ食べるのかよ?」
「…だって…美味しそうじゃない?」
俺より 少しだけ 背が高くなったというのに 子供の頃から 変わらない 上目遣いをする弟
…俺が それに 弱いのを 知っていて そんな事するんだから…確信犯だよなぁ～💨
また 俺も そんな弟が 可愛くて 言うとおりにしてしまうんだよなぁ～💨
「はい‼️ いらっしゃい!! 何にします!?」
「…かき氷２つ」
「シロップは?」
「……かき氷って言ったら…」
「「いちご!!」」
…(笑)…
「…ご兄弟?」
…ドキッ!!…
「…はい…」
「やっぱりね⁉️ タイプは違うけど どっちも イケメンだから‼️ 」
「……似てないですけどね?」
「はっはっは‼️ 似てない兄弟なんて 山ほどいるさね!!? 人それぞれ 個性ってもんがあるんだから‼️ 似てなくて当たり前なんだよ⁉️」
…!!!…
「そうですよね⁉️ おばさん!!? 似てなくたって 僕の自慢の兄なんですよ⁉️ 世界中に 叫びたいくらい 大事な兄なんです!!」
「…!!…チ、チャンミナ!!💦 やめろって‼️」
「あらあら(笑) いい弟さんだねぇ～!? おばさん 嬉しいから サービスに お団子 あげるよ⁉️」
「ありがとう‼️」
「……こんなたくさん 食べたら お腹壊すぞ?」
「…大丈夫だって‼️」
「……お前の腹と ヒョンを一緒にするな‼️」
「…ったく‼️💨 いいよ⁉️ お団子は 僕が食べるから‼️」
「……ほんっとに!! お前の腹ん中 どうなってんだ!!?」
「ヒョンが ひ弱すぎるんだよ!!」
「はぁ⁉️…おまっ!!…」
～♪♪～
…!!!?…
ジヒョンさんから着信だった
「……出たら?」
「…あ～…うん…」
「…もしもし…」
『あ⁉️ ユノさん? すみません…連絡出来なくて…今 仕事が終わったところですの」
「…お疲れ様です…」
『…楽しんで いらっしゃいますか? お天気が良くて よろしかったですね?』
「…はい…暑いくらいです…」
『…チャンミンさんにも 楽しんで…と お伝えくださいね?』
「…わかりました…では また連絡しますので…」
「…ねぇ?」
「え?…何だよ⁉️」
「…ヒョンとジヒョンさん…結婚するんだよね?」
「…は?…今さら 何言うんだ?」
「……だって…ヒョンの電話の口調って…恋人に対する感じじゃないもの」
「……!!……」
「…他人行儀って言うか…何だろ?…事務的って言うか…」
「……何が 言いたいんだ?」
………………。
………………。
「…ヒョン?」
「……何だ?」
「……ヒョンは ジヒョンさんと 本当に 一緒になりたいと思ってるの?」
…!!!…
チャンミナ?
本当は
お前と 一生
離れなくなかったんだ