先週の半ば、
朝いつものように娘を支援学校へ送迎に行くため家を出た時のこと。
車を新車に替えてから、手元のキーで車のキーを解除して、後ろのスライドドアをそのまま開けてから娘は自分で後ろの定位置に乗り込むことができるので、そのつもりで、スライドドアを開けてから、玄関のドアを施錠しました。
さてこれから後ろの席に座った娘にシートベルトを掛けて、と車を見ると、
娘が後ろから運転席と助手席の間から身を乗り出して前の助手席の足元にある道具箱の中から音のでるおもちゃを取ろうとほぼ逆さまになる勢いで頑張ってます。
えー?
何やってるの⁈おもちゃ取りたいの?わかったわかった。
娘を後ろの席に座らせようと引き上げようとすると、
動かせません。
え?!
からだが横になり、そのまま運転席と助手席の間にあるウォークスルーにハマっちゃった!?
ちょっと〜。
何やってるの!
うんともすんとも動かせなくて、よく見ると肘置きが蓋をする形で邪魔になって、引き上げることが無理。
前から引き出そうにも、私に力が無くて無理。
愛車のソリオバンディットのウォークスルーは狭いし、娘はお腹周りが太い。
娘の体にジャストフィットしてしまいトドメに肘置きが蓋。💦本人筋力がないタイプなので、自分で起き上がろうとしても動けないようです。
私も引き上げようと格闘すること数分。
これはらちがあかない。
はずかしながら、138センチで47キロ近くある娘の体重。ほぼ大人の女性。
母である私も力があるタイプではない。
学校は車で五分ほど。朝の時間は誘導する先生が何人かいる!
うん、これは私には無理✳︎
私、娘が溝にハマったまま車を走らせました。
シートベルト?いやいや、ハマってんだから飛び出さないでしよ。(笑)
むしろおまわりさんの検問に会ったら助けてもらえるし。
娘は泣きもせず、全く声を発せず、どうなってしまうのか?みたいな顔して、ハマりながらも顔をあげて、じっとフロントガラスを見つめてます。
ハプニングにも、娘はこうゆうところは度胸が据わってるというか、動じない性格。(想像力がないともいえる?)
でも、痛かったら泣いたり、声を出したりするはず。
ほんと綺麗にハマってるようです。
校門前の駐車場に着くと、確かに誘導してる先生がいて、救世主に見えました。(笑)
門のすぐ近くに駐車できて、さっそく手前にいた女の先生に
「すみません、助けてくださーい💦」
と、かけあう。
「え?どうされました?」
「娘がハマっちゃって!」
「ハマっちゃった⁈」
なんてやりとりですが、説明より、状況を目で見た方が早かったです。
「あらあら!大変!」
女の先生が助手席を開けて前から引き出そうとするけど、ビクともせず。
私もお尻の方を持つ
動かない。
「これは、男の先生じゃないと無理だわ。」
と、女の先生が
「誰かー男の先生呼んでー!」と、
叫んでいる。
娘の学年主任の男の先生が登場。
前から同じように引き出してもらう。
色白で細身の先生だったけど、やはり男の力は違いますね。
娘も腕を使って、脱出しようとしている。
ズルズルと上に引き上げられ、抱っこされて
靴が片方脱げながらも、無事脱出できました。
気がつけば、先生が4人ぐらいわらわら様子を見に来てました。
本当助かった💦どうなることかと思ったよ。
娘はそのまま
どこかハマった時に痣になってないか確認するために保健室へ連れてかれて登校していきました。
ちなみにどこも痣も怪我なく、無事だったようです。
お迎えに行ったら出迎える先生みんなにニコニコされて、「朝大変でしたねー」って言われてたよ。
まさか、ウォークスルーにはまるなんて思わなかった。
どこに危険があるかわからないですね。
障害者や子供はなにがあるかわからないので周りが危険予測してあげないといけませんね。
もちろん御老人も、健常な大人だって、危険なことはなるべく避けるように気をつけて行きたいです。